ARや5Gを取り入れたライブ配信をKDDIが今夏開始!エンタメ業界を支援
KDDI株式会社は、2020年夏頃にARやデジタル技術を駆使したオンラインライブの配信を実施することを発表しました。本取り組みはぴあ株式会社ほか8社と連携し、ライブ映像の撮影からオンラインライブの配信、マネタイズまでをサポートするというものでライブ映像には「au 5G」やAR技術を用いた迫力あるライブステージ演出を行うとのことです。
また感染対策として、ソーシャルディスタンスを考慮した遠隔オペレーションの整備も実施。アーティストだけでなくスタッフにも安心・安全な場を提供するとしています。
各会場で収録した映像は、ぴあとKDDIが共同で提供するサービス「uP!!!」をはじめ、SHOWROOM株式会社が提供するストリーミングサービス「SHOWROOM」、「SUPER DOMMUNE tuned by au 5G」などを通じて配信します。ユーザーは自宅にいながら臨場感あふれるライブ映像やさまざまなエンターテイメントコンテンツを楽しめます。
同社は本取り組みを通して、エンターテイメント文化の維持・発展を支援するとともに、「au 5G」や最新テクノロジーを組み合わせた新しい鑑賞体験を創出し、ライブ市場の拡大を目指すとしています。
ARGO編集部のひとこと
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、エンタメ業界ではアーティストを対象にした、有料オンラインライブ配信サービスを行う企業が増えてきています。直近の事例では、2020年6月2日(火)にLINE株式会社が「LINE LIVE-VIEWING」を発表、6月5日(金)には株式会社サイバーエージェントの「ABEMA」が有料オンラインライブ「PayPerView」サービスを開始することを明らかにしています。
イベントやコンサートをするには、ソーシャルディスタンスなどの厳重な感染対策をする必要がありますが、オンラインライブであれば最低限の人数で実施できるため、感染リスクを抑えつつエンタメ事業を行うことが可能です。次世代ライブという形での、オンラインライブの普及が望まれます。