「Kubota Glass®︎」販売1周年：近視予防ARデバイスがアジアで注目、大人の使用者増加も

「Kubota Glass®︎」販売開始から1年、大人の購入者が増える一方、アジアからの問い合わせ・購入も増加。近視予防を目指すARデバイスが注目を集めています。

出典：Kubota Glass®️販売開始から1年野外環境を再現するARデバイスとしてアジア諸国を中心に注目を集める PR TIMES

Kubota Glassの成果と展開

窪田製薬ホールディングスの子会社、クボタビジョンが開発したメガネ型ARデバイス「Kubota Glass®︎」が販売開始から1年を迎えました。近視の発症予防・進行抑制を目指し、野外環境を再現したこのデバイスは、アジア諸国を中心に注目を集めています。特別なイベントや展示も開催し、九州で初のポップアップストアを設置。また、子どもの目の日を記念し、直営店で特別展示を行いました。

自分用に購入する大人の顧客増

Kubota Glassの販売開始は2022年8月で、当初は子供の使用を想定していました。しかし、1年間のフィードバックにより、大人の顧客が自分用に購入するケースが増えていることが明らかになりました。特に30代から50代の顧客が全体の約4割を占めています。この背後には、近視が成人後でも進行すること、新たに近視を発症する人が増えているという研究結果が影響していると考えられます。

アジア諸国からの問い合わせ、購入増とClear View Project

一方、アジア諸国からの問い合わせや購入が増えています。中国、台湾、シンガポールなど近視に関する感度の高い国からの問い合わせが特に多く、世界各国からの興味が集まっています。さらに、「Clear View Project」を開始し、不要となったメガネを回収し、必要としている発展途上国の方々に提供する取り組みも進行中です。

ARGO編集部のひとこと

近視の発症予防・進行抑制を目指したARデバイス「Kubota Glass」が1年のマイルストーンを迎えました。これまでの展開や取り組みを見ると、当初の子供への販売想定から、大人へのニーズも確実に存在することが明らかとなりました。これは、近視の進行という問題が全ての年齢層に存在し、その対策が求められている現実を示しています。また、国内外からの問い合わせや購入が増えていることは、その技術と取り組みが国際的に認知されている証でもあります。