憧れの力士とAR写真が撮れるムービーサイネージ「Movie Wall」が両国国技館に登場
ARを活用した動画や写真が撮影できるムービーサイネージ「Movie Wall」が2021年3月28日まで両国国技館で開催される、大相撲三月場所で体験できます。AR写真やムービーが撮影できるサイネージ「Movie Wall」はKDDIが開発したシステムで、人気力士とショートムービーの撮影が可能です。
「Movie Wall」は、ARの力士と3秒ほどの動画や写真が撮影できるサービス。白鵬や鶴竜、貴景勝、正代、朝乃山、照ノ富士、隆の勝、御嶽海、遠藤、翔猿など、好きな力士を選んで一緒に撮影することができます。
「Movie Wall」の楽しみ方
- ①撮影したい力士の人数を選ぶ。
- ②一緒に撮影したい力士を選ぶ。
- ③選んだ力士が画面の端から登場する。
- ④カウントダウンが始まり、5秒後に撮影がスタートする。
大画面のサイネージに、動く力士が登場するため、たまたま通りかかった力士と記念撮影したような感覚を楽しめます。
撮影後は画面にQRコードが表示。スマートフォンでQRコードを読み取ると撮影した動画をダウンロードできます。
力士とセルフ撮影できる「マチカメ」も同時に提供
Movie Wallのほか、力士とセルフ撮影できる「マチカメ」も楽しむことができます。
「マチカメ」は、高性能の一眼レフカメラを使い、プロカメラマンが撮ったようなクオリティーの写真をセルフ撮影できるサービス。好きな力士と土俵の前で撮影した写真を「相撲特別プレミアムフォトフレーム」に入れて持ち帰ることが可能。また、写真に印刷されたQRコードからデータをダウンロードすることもできます。
利用料金は、「Movie Wall」「マチカメ」ともに1回1,000円。auスマートパスユーザーや国技館で「相撲部屋ちゃんこ(フリーズドライ)」「焼き鳥」「国技館カレー」「国技館ハヤシ」を購入すると、300円割引になるとのこと。別途、大相撲三月場所の入場券が必要です。
コロナ禍での新しい大相撲の楽しみ方としてのAR施策
大相撲観戦は今、新型コロナウイルス感染症対策として、声援や接触を伴うファンサービスの禁止、座席数の制限などがされ、従来の楽しみ方が難しくなっています。本取り組みは、日本相撲協会とKDDIが来場者の満足度向上を目的として実施したもの。従来の相撲ファンだけでなく、若年層にも会場での新しい大相撲の楽しみ方として提案しています。
ARGO編集部のひとこと
アイドルやアーティストなど、憧れの存在と「会える」感覚を味わるARコンテンツは、コロナ禍のいま、ますます需要が高まっています。CDやDVDなどの購入特典など、商品の付加価値として、ARを活用したコンテンツを展開する例も多くなっています。