ARを活用したデータ連動型DMサービス「PEPAR(ペパル)」を株式会社YONDEが発表
ARコンテンツとDTPデザインをパッケージ化し、効果測定などを可能とするデータ連動型DMサービス「PEPAR(ペパル)」を株式会社YONDEが発表しました。本サービスはDMや折込チラシ、ポスティングチラシなどの紙媒体にInstagramのAR機能(Spark AR)で利用できるARコンテンツを組み込むことでユーザーの閲覧数などの効果測定が可能です。
PEPAR(ペパル)の特徴
・データの取得
DM・折込チラシ、ポスティングチラシなどの紙媒体は、配布数と反響数を把握できるメリットはありますが、ユーザーがアクションを起こすまでのデータを取得できないというデメリットがあります。本サービスで紙媒体にARコンテンツを実装することで閲覧数を始めとしたユーザーの性別や年代を把握できます。
・ARに適したDTPデザイン
DM内に画像認識ARに適した認識しやすい画像を登録・設定。またダイレクトメールを手にとってもらいやすいクリエイティブのポイントを押さえたDTPデザインを実現。認識性とデザイン性の両立したDTPデザインの提供を行うとのこと。
・ARならではの拡張機能
紙媒体だけでは伝えられない情報や表現を追加することでサービスの理解の促進や、ブランドの魅力を拡散。InstagramのAR機能であるSpark ARを使用することでシェアの可能性を広げ、アカウントの活性化を促進します。
PEPARの使い方
- ①紙面に記載されたQRコードをスマホで読み取る。
- ②Instagramのアプリ内でARカメラが起動する。
- ③起動したARカメラでARマーカーとなるイラストをスキャンするとARコンテンツが現れる。
PEPARの効果
株式会社YONDEでは「PEPAR(ペパル)」を用いた年賀状を各社に配布したところ、1枚あたりの平均視聴回数が100回を達成したそう。再読されにくい年賀状が社内共有を促し、他社の年賀はがきに埋もれずに多くの人にリーチすることができたとしています。
ARGO編集部のひとこと
限られたスペースでの紙面だけではなく、InstagramのAR機能を使用することでユーザーに楽しんでもらいながらサービス紹介に役立てたりプロモーションに役立てることができます。SNSも利用してARコンテンツを展開することで拡散を促すことも可能です。DMや折込チラシだけでなく、フリーペーパーで限定ARコンテンツを取り入れ、プロモーションに役立てている例もあります。