巣鴨での「AR謎解きイベント」を大正大学の学生が商店街活性化のためプロデュース
巣鴨で開催されるARを活用した謎解きイベントの企画・制作が大正大学の学生によって開始されました。巣鴨の商店街活性化を目的に行われる本AR謎解きイベントは、2021年7月から大正大学において開始される窪田望招聘教授による特別プロジェクトの一環で開催され、学生は商店街の生の魅力に触れながら、10月の開催に向けARを駆使した謎解きをプロデュースします。
出典:大正大学 プレスリリース
【イベントのティザーストーリー】
隕石落下まで、あと2時間。 巣鴨の地に建つ大正大学が創立100周年を迎える2026年、街に絶体絶命の危機が迫っていた。 近未来から届くSOS。刻々と近づくタイムリミット。 果たしてあなたは、スガモ消滅の危機を回避出来るだろうか。
本プロジェクトは窪田望招聘教授のもと、体験型謎解きイベントの企画制作を担当してきた株式会社謎組と株式会社クリエイターズネクストによって協働で運営され、学生が今後社会で必要とされる企画立案やマーケティングなどのアントレプレナーシップとスキルを学びながらAR謎解きイベントをプロデュースするもの。
巣鴨の商店街活性化を目的として開催され、巣鴨の街全体をキャンパスと捉え、また、大正大学を巣鴨をはじめとする日本各地の地域の人たちのものと考えて、大きな「集いの場」「学びの場」となることを目標とする「すがもオールキャンパス構想」の1つとして発案されました。
学生は巣鴨の商店街へ足を運び、フィールドワークを通して実際に街の魅力を体感しながらAR謎解きイベントを計画していきます。ARを活用したどんな演出が施されるのか、期待が高まります。
ARGO編集部のひとこと
地域の活性化を目的としたAR施策は現在様々なかたちで開催されており、ARを活用した街歩き&謎解きで飯坂温泉を巡るイベントや、渋谷で開催された「#コンパスAR謎解き MYSTERY OF MIRAGE MESSAGE」などの謎解きだけではなく、スタンプラリーへの活用も盛んです。AR技術はリアルで臨場感のある演出ができるため、顧客満足度の向上に加えて、周辺地域の周遊率アップによる売り上げ伸長なども期待できます。また、非接触で安心して楽しめるため、コロナ禍において注目されているコンテンツです。