東京五輪の選手村跡地に建設予定の街「HARUMI FLAG」をAR/VRで先行体験!
2020年の東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)で選手たちが利用予定の「選手村」跡地の再開発事業「HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」を先行体験できる施設「HARUMI FLAG パビリオン」ではAR/VR技術を活用した展示が行われています。
44haという広大な敷地で、オリンピックでは18000人、パラリンピックでは8000人の滞在が可能となる選手村は、東京五輪後には再開発がおこなわれ、ひとつの「街」として生まれ変わる予定です。
HARUMI FLAGでは選手村跡地のうち約18haを利用して、東京都により分譲街区化が進められます。全4145戸の住宅地のほか、交通・商業・公園・学校・保育といった住環境に必要な地区が整備されるとのこと。本プロジェクトに伴い、2019年4月には「HARUMI FLAG パビリオン」がオープン。AR/VRなど最新技術を用いて、「HARUMI FLAG」を先行体験できる施設となっています。
出典:CNET Japan
「HARUMI FLAG パビリオン」内の展示「VIRTUAL STAGE MIERVA」では、半円柱形状の「VRドーム」に実物サイズのHARUMI FLAG内の施設がVR空間で表示され、入場者数人で同時に視聴できるようになっています。
また、1/150スケールの模型展示にタブレットをかざすことで、施設名や街区の説明などがARアニメーションで閲覧できる企画も用意されています。
その他、HARUMI FLAGプロジェクトの内容について見聞が深められる様々な展示がされています。
ARGO編集部のひとこと
建設予定の「街」という実物を見せての展示が困難なものを、AR/VRを使って簡単に体感できるようにしている本企画。最新技術を導入することで、広い街区で実際に車などを使って説明するといった手間も省ける施策ですね。