ARグラス「Magic Leap」を使ったARファッションショー、H&Mが展開
2018年秋、スウェーデンのアパレルメーカーである「H&M」は、AR/VRコンテンツを提供する同国企業 Warpin MediaやイタリアのファッションブランドMoschino(モスキーノ)とともに、ファッションショーの一部でARを使った演出を取り入れました。
ファッションショーでは、主にH&MとMoschinoによるコラボレーションアイテムが披露されました。観客は、通常のショーでランウェイを楽しんだあと、会場に用意されたMagic Leap製のヘッドマウントディスプレイを着用し、8分間のARコンテンツを体験しました。AR体験では、ショーの空間に表示されたアクセサリーなどに触れたり、コラボレーションに関するAR映像を視聴したりできました。
今回のショーを終え、H&MのグローバルマネージャーはARを使った演出に確かな手応えを感じ、今後も自社の展開する商業モデルのなかにAR/VR技術を積極的に取り入れていきたいと表明しています。
ARGO編集部のひとこと
ARを使ったファッションショーは、2018年4月には「ZARA」で、2019年8月には「JOSEPH」でも開催されています。AR体験はユーザに没入感を与え、ブランドに興味を持ってもらうための施策として効果的です。また、SNSでのシェアも期待できるため、話題性も高まります。(2019年10月追記)