ARグラス時代のショッピング体験がいつでもできる!「PORTAL with Nreal」の常設展示
株式会社MESONと株式会社サイバーエージェント、株式会社CyberHumanProductionsは、ARショッピングを体験できる「POTAL with Nreal」の体験ブースを常設設置したことを発表しました。
本ブース「PORTAL with Nreal」は、メガネ型ARが普及する時代を見据えた、「自分の部屋を、お店以上に便利で楽しいショッピング空間にすることができる」AR体験で、サイバーエージェントが所有するカムロ坂スタジオに設置されています。
ARグラス「NrealLight」を装着しアプリを起動すると、自分がいる部屋をバーチャルなショッピング空間に変えます。利用者は3DファッションモデルのコレクションをARで表現されるブランドの世界観の中で鑑賞することができます。また気に入ったアイテムは壁に表示されるバーチャルショッピングカートに追加することができ、ファッションを楽しみつつ、シームレスに購入することができます。体験の最後には、「ファッションブランドによる空間デザイン」をコンセプトに生まれたRoom Filterを使用し、自分のいる空間にインストールされたブランドの世界観を味わえます。
こうした体験を通して、利用者はARグラスが可能にする新しいファッションとショッピングの楽しみ方に出会うことができます。
MESONでは店舗でのブランド体験ARサービス「PORTAL」を展開しており、NrealLightを使った未来のブランド体験として今回「PORTAL with Nreal」を開発しました。
今年1月にラスベガスのCESで公開し、ソフトウェア領域で日本初 世界最大のAR・VRアワード Auggie Awardを受賞しています。
MESONとサイバーエージェントグループは、テクノロジーの急速な進化、新型コロナウィルスによる社会変容、新しい価値観を持つミレニアル・Z世代の台頭などを受けブランドと消費者の関係性、理想的な体験が大きく変容する中、AR技術を活用し、店舗やECなど異なるチャネル毎のブランド体験がじ続きに繋がり、ブランドとファンの間で双方向的なやりとりが行われる「モーダーレス(modeal-less)なブランド体験」を目指していくとしています。
ARGO編集部のひとこと
実店舗とオンラインショッピングの垣根を感じない、ブランド体験を提供することに目をつける企業が増えています。AR技術など最新テクノロジーを自身の所属する分野や業種と組み合わせ、ブランディングに活かす手法が増加傾向にあります。
ARと業種を組み合わせてブランディングに生かした例では、ビューティーとテクノロジーを組み合わせたものにはSUQQUの顔筋マッサージの事例、音楽イベントとテクノロジーを組み合わせた事例としてはスタジオ「SUPER DOMMUNE tuned by au5G」とアーティストによるAR技術を活用した拡張現実化ライブの事例などが挙げられます。