メンテナンス業界の人手・スキル不足を解決!ARを活用した遠隔作業支援サービスがスタート
2019年11月7日(木)、スマート・スケープ株式会社はドイツ企業・RE’FLEKT GmbHの国内代理店として、AR遠隔支援クラウドサービス「REFLEKT Remote(リフレクトリモート)」を開始しました。
「REFLEKT Remote」とは、メンテナンス業界に特化したクラウドサービスです。ARを活用しスマホやタブレットなどを通して、技術者から直接指導を受けられます。音声でのやりとりはもちろん、チャットや映像キャプチャなども可能。多彩なやりとり機能の実装で、現地対応者と技術者の間であらゆるコミュニケーションが実現します。
また、AR技術を利用したトラッキング(追跡)機能も搭載。現地対応者がスマホやスマートグラスを動かしても、技術者がマークした箇所をトラッキングするため、作業ミス防止にもつながります。
本サービスの開発には、メンテナンス業界における人手不足問題がありました。2019年現在、旧式機械に対応できる人員やスタッフの離職問題、スキル不足による稼働コストの増加などにより、さまざまな理由で業務が円滑に進められない状況が発生しています。
「REFREKT Remote」の使用で、必要なスキルを持つ技術者が現地対応者に対して的確な指示が可能になり、上記課題の解決に役立つとのこと。
本サービスリリース開始に伴い、限定5社に対して6ヶ月間の長期無償を提供しています。詳しくは公式HPまで。
ARGO編集部のひとこと
人口減少する日本において、現在遠隔通信システムが注目を集めています。映像・音声機能を中心としたやりとりに加え、ARトラッキングシステムの活用により、より具体的な指導・指示が行えそうですね。メンテナンス業界のみならず、遠隔治療を行う医療分野などにも応用できそうです。
INFO
商品情報「REFLEKT Remote」
発売日:2019年11月7日(火)
価格:5,000円/Userライセンス~(月額)
対応端末::iOS 11 以降/Android 8 以降/PC・Windows タブレット:Windows10 バージョン1709 以降/スマートグラス:Vuzix「M300 シリーズ」、RealWare:「HMT-1」