ARを活用して土地に家を出現させる土地販売・住宅販売の営業支援サービス「build +（ビルドプラス）」のβ版の提供が開始されました。空間認識のAR技術を活用した本サービスでは現実空間の土地に3DCGの家を出現させて、そのまま家の周りを一周することが可能で、今後分譲地を販売している住宅メーカーや土地を販売している不動産会社に向けて提供が開始されます。

空間認識ARを活用して家を出現させる「build +」

空間認識のAR技術を活用して、現実空間の土地に3DCGの家を簡単に表示させることに成功した「build +（ビルドプラス）」は、XRコンテンツ開発を行うASATEC株式会社によるサービスで、不動産業界では日本初の取り組みです。土地の中を１周してもARで出現した家の位置がズレることなく表示されます。

3DCGで家を表示するこれまでの技術では、操作が複雑のため営業時にスムーズに利用することが難しく、どの技術も5mほど歩くと位置がずれてしまうという課題がありましたが、本サービスではその問題が克服されています。

住宅メーカー、不動産会社へ順次提供開始

新築販売・土地販売時の営業支援サービスである本サービスは、3DCGで出現した家の位置が動かずにそのまま表示されるため、建物の中から外の景色を見ることも可能です。リアルな3DCGの家を表示させることで、住宅を建てる前に間取りの確認を行うことができるほか、様々な家のモデルを検討することができます。

ARを活用することで、更地を見に来た人がスマホで家を確認し、リアルにイメージを膨らますことができることに加え、1回だけではなく2階も切り替えて見せることが可能。顧客と共に土地を探す際の商談ツールとして利用できます。

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