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ARを活用した「ヒロシマ・アピールズ」ポスター発表!2021年は平和を象徴するハトとスノードーム

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ARを活用した「ヒロシマ・アピールズ」ポスターが発表されました。平和の象徴であるハトが入ったスノードームをモチーフにしたポスターです。通常スノードームというと白い粉が入っていますが、このスノードームには黒い粉が入っています。

ARを活用した「ヒロシマ・アピールズ」のポスター2021

出典:公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会

スマートフォンでARアプリ「aug!」をダウンロードして広告にかざすと、ドームの中に降り積もっていた黒い粉が時間を巻き戻すように舞い上がり充満し、戦争、黒い雨など、戦争に関するさまざまな感情を想起させるとのこと。

手がけたのは大貫卓也氏

2021年のデザインを手がけたのは大貫卓也氏。大貫氏はこのポスター発表に当たって以下のようなコメントを記しています。

「スノードームとは本来、ゆっくりと雪が落ちてゆく様子を見ることで各々に自分なりのストーリーを想像させる、そんな装置でもあると思っています。この作品は、原子爆弾にリアリティーを持たなくなってしまった世代の若者へ、一瞬でも、考え、想像させる時間を持ってもらうための表現として考えています。 さらに言えば、戦争や原爆についてガラス越しに俯瞰して眺めている人に対して気が付いてほしいこと。それは、ガラスに閉じ込められた白い鳩はまだ自由に飛び立ってはいないということ。白い鳩が、世界中で自由に飛び立つ日が来ることを願っています。」(※コメントの一部を抜粋)

ARというデジタルテクノロジーと表現を上手く掛け合わせ、静かな光景の中に戦争の脅威を訴えかけてくるポスターとなっています。

「ヒロシマ・アピールズ」ポスターとは

公益財団法人ヒロシマ平和創造基金、一般財団法人広島国際文化財団、JAGDA広島地区が主催。毎年JAGDA会員1名がボランティアでポスターを制作し、広島市長へ贈呈します。この活動は1983年から始まり、スイス・ジュネーブの原爆資料展や欧州ヒロシマ展で紹介されたことも。ポスター制作という活動を通して、国内外に平和と戦争を伝えています。

ARGO編集部のひとこと

ARは静止画を動かせるだけでなく、静止画と動いている画像の比較もできます。本ポスターはそんなARの特徴を上手く利用して表現に取り入れた作品です。ARを使えば、何が起こるのかというワクワク感がプラスできるため、戦争を知らない若者の興味を引くこともできるでしょう。さらにただポスターを見るだけではなく、実際にスマホをかざして体験するというアクションも増えるため、見たこと・感じたことが心に残りやすくなります。

INFO

ARアプリ「aug! 」

関連リンク

  1. 公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会

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