ARで斎藤実盛の武勇伝紹介!加賀市がホーユーの寄付金を活用
加賀市にてAR技術を活用して斎藤実盛の武勇伝を紹介する取り組みが9月よりおこなわれます。ヘアカラー製品大手ホーユーから企業版ふるさと納税で3千万を寄付された加賀市は、寄付を活用してAR技術で、白髪を染めて戦場に赴いたとされる平家方の武将・斎藤実盛を紹介し、キャラクターと一緒に記念撮影ができるなどの取り組みをおこないます。
出典:加賀市 プレスリリース
本取り組みでは、柴山町の手塚山公園内で斎藤実盛の武勇伝を紹介する10分ほどのAR映像が流れたり、3Dで表現された斎藤実盛のキャラクターと記念撮影ができたりするなど、自身のスマートフォンでAR体験を楽しむことが可能です。同市は斎藤実盛の武勇伝をPRすることで、シニア世代の観光客誘致を目指します。
2021年5月26日に加賀市役所でおこなわれたホーユーへの感謝状贈呈式で、同市長は「斎藤実盛の生き様をわれわれも重ね合わせていきたい。コロナ収束後の観光V字回復につなげる。」とコメントしています。
加賀市は山中漆器や九谷焼など、市内工芸品のコラボグッズ展開も検討しているそう。今後の展開に期待が高まります。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用することで実際には存在しない歴史上の人物や普段なかなか会うことのできない有名人、二次元のキャラクターなどをリアルに目の前の空間に出現させることができ、ユーザーへ臨場感のある体験を提供することができます。コロナ禍においても自身のデバイスだけで完結するAR技術は非接触で楽しめるという利点もあり、現在注目度の高まっているコンテンツの一つであるといえます。