ARカメラを風景にかざして江戸時代の今治城を再現!「今治城AR」がリリース
ARで今治城天守展望台から見える江戸時代の今治城下を再現し当時の風景を体感できるアプリ「今治城AR」が配信されています。天守展望台に設置されたQRコードを読み取りARを起動させると当時の風景が解説と写真とともに蘇ります。
出典:今治城
本アプリは、愛媛県今治城にある今治城天守展望台で楽しめるアプリです。天守展望台のベランダである廻縁や壁面に設置されたQRコードにカメラをかざしARを起動させると江戸時代の今治城下の風景が出現。展望台から当時の風景を360度見渡すことができます。現在の城下風景と照らし合わせながら、解説や写真とともに当時の今治城の城域を学べます。
また、城下町の様子だけなく、周辺の村々や瀬戸内海の風景も現在の展望に映し出すことが可能です。さらに、今治城に関する各史跡の写真や説明もアプリで閲覧できます。
今治城は慶長9年(1604年)に藤堂高虎によって築城された平城で、現在は中心部が史跡として残っているのみですが、アプリを使用することで、実際にどの場所に建造物があったのか確認をおこなったり、今はなき今治城下の景色を楽しんだりすることができます。なお、本アプリは今治城天守展望台のみの使用を想定しています。
ARGO編集部のひとこと
城跡などのARを活用し当時の様子を再現することで、特別な展示スペースを必要とせず、建築や歴史をよりイメージしやすく感覚的に理解することが可能です。こうしたアプリは地域活性化や町おこしにも活用されています。 また、非接触で学ぶことも可能となるので、コロナ禍でも安心して観光体験ができます。
INFO
ARアプリ「今治城AR」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)