ARでリモート映像に絵文字などのリアクションが追加できる!TeamViewerがリモートコミュニケーションアプリをリリース
ARでリモート映像に絵文字や3Dポインター、メモなどのリアクションを追加して、相手と共有できる無料アプリ「lifeAR」が公開されました。リモート接続ソフトウェアを手がける「TeamViewer」によるアプリで、音声や画像を共有しながら、AR機能を使って情報を追加し、リモートで視覚的なサポートをすることができます。
出典:lifeAR
アプリをダウンロードしてサインインすれば、最大6名までグループビデオ通話が可能です。通話に参加するひとりがスマートフォンのカメラを使って映像を映し出すと、ほかのユーザーは、その映像に3Dポインターやフリーハンド描画、テキスト入力、絵文字を使ったマークを追加できます。
たとえば、機器の接続ができなくて困っている人がいたら、相手とビデオ通話をしながら3Dポインターやメモなどを使って、わかりやすくサポートできます。
SNSへの共有も可能
絵文字などは色分けできるので、どのユーザーのリアクションかひと目でわかります。また、すべてのセッションを録画したり、スクリーンショットもすぐに保存が可能。アプリからSNSへの共有も簡単です。
最先端のARテクノロジーを導入
TeamViewerのCPOは本アプリについて、「トラブルシューティング、知識の共有、意思決定、ARによる相互コミュニケーションなど、日常の課題をお互いにサポートし合える製品開発を目指しました。このアプリを使えば、業界最先端のARテクノロジーを、無料で日常生活に取り入れることができるようになります」と述べています。
本アプリは、AppleのLiDARスキャナーやARKit、Google ARCore Depth APIなど最新の技術によって、3D環境への正確なアノテーション(注釈)の配置を実現しています。スマートフォンのOSを気にすることなく、ユーザーはアノテーションを追加しながら新しいリモートコミュニケーションができるでしょう。
ARGO編集部のひとこと
リモートコミュニケーションにAR機能をプラスした本アプリなら、言葉では伝わりにくい情報も視覚的に説明することができます。
AR機能を導入したリモートは、遠く離れた家族や友人に対してだけでなく、企業からの需要も高まっています。工場で働く現場作業員にベテラン指導員がアドバイスをしたり、顧客にカスタマーサービスが作業手順を教えたり、リモートの活用で業務の効率化を目指しています。
INFO
ARアプリ「lifeAR」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)