ARを活用した筑波山登山体験アプリ「Mount Tsukuba」リリース！ARフラッグやデジタル登山届などの新しい登山体験

ARを活用して筑波山の登山体験ができるスマートフォンアプリ「Mount Tsukuba」が2021年11月1日(月)にApp Storeで公開されました。本アプリではARフラッグやデジタル登山届など、デジタル技術をアウトドアフィールドに掛け合わせることでこれまでにない新しいアウトドア体験を創出すると共に、筑波山の3S（Safey×Sustainable×Share）実現を目指します。

出典：フラー株式会社　ニュースリリース

ARを活用した新しい登山体験

「スマホひとつで10倍楽しいアウトドアパラダイス・IBARAKI」をテーマとした筑波山初の登山アプリである「Mount Tsukuba」は、楽しくて新しいアウトドア体験を創出し、より安心・安全に、且つ重層的に現実のアウトフィールドを活用することがコンセプトになっています。これらを踏まえ、主に3つの機能がアプリに盛り込まれています。

①ARフラッグで新しい山頂体験

いつでもどこでもオリジナルデザインの「ARフラッグ」が出現する本機能は、アプリ内のARカメラを起動して利用でき、撮影したARフラッグ付きの写真はカメラロールに保存されます。登頂時の記念撮影などで利用することで、筑波山での体験を特別なものにし、登山をより楽しめます。

②デジタル登山届

アプリで簡単に登山届を提出できる機能「デジタル登山届」が搭載されています。山岳遭難時に消防や警察が捜索・救助活動を行うための手掛かりとなる登山届を手軽に提出できることで、これまで頻発していた登山届未提出による遭難事故発見の遅れを防止することが可能。遭難事故対応の迅速化を実現し、より一層安心・安全な筑波山登山に寄与します。

③ビーコン連動でこれまでにない登山体験

2つの山頂+登山道10コースに設置されているビーコンをスマートフォンで検知すると、オリジナル缶バッチと引き換えできるアプリ内チケットを獲得することが可能です。グッズの収集を目的としたアプリユーザーの筑波山再来訪や、多様なコースを楽しんでもらうことによる登山客の分散や特定の登山道の混雑緩和などが期待できます。

デジタル×筑波山登山

本アプリは、ウィズコロナ時代における自律的で強靭な地域経済の構築を目指し、新しい生活様式への対応や企業の生産性向上といった地域の問題解決に、最先端デジタル技術を導入する茨城県の「DXイノベーション推進プロジェクト」の一環として、地元つくばに縁のある団体や企業、教育・研究機関との連携によって開発されました。

初心者から上級者まで、誰もが登山の楽しみを味わえる筑波山を、より一層安心・安全に楽しめる3S（Safey×Sustainable×Share）の理念のもと、2021年5月にスタートした「Safey×Sustainable×Share 筑波山3sデジタル体験創出プロジェクト」の一環でもあります。

ARなどのデジタル技術を活用して楽しさを最大化し、安心・安全なアウトドアを体験してもらうため、今後もアプリの機能を順次アップデートしていく予定とのことです。