ARで富士山観光!XRを活用した「富士山バーチャルガイドツアー」や「バーチャル富士登山」の提供を開始
AR・VRを活用した富士山のバーチャルガイドツアーやバーチャル登山が楽しめるサービスを、静岡県御殿場市とKDDIが提供開始しました。ARでは「勝俣州和の富士山バーチャルガイドツアー」が体験でき、富士山ハイキングコース内などに設置された看板にスマートフォンをかざすと、御殿場市の観光親善大使である勝俣州和氏がARや動画で登場。スポットの見どころや歴史などを紹介してくれます。
バーチャルガイドツアーでは、XRプラットフォームアプリ「5G XR VIEWER SATCH X powered by STYLY」のAR技術を活用しています。アプリをダウンロードすれば、「富士山自然休養林ハイキングコース」や富士山御殿場口新5合目にある「Mt.FUJI TRAIL STATION」に設置された11か所の提供場所からバーチャルガイドを体験できます。
バーチャルガイドを導入することで、コロナ禍でも非接触で安全なガイドツアーが楽しめます。長い時間のかかる富士登山だけでなく、日帰りでも富士山を満喫できるハイキングの魅力を提案して、コロナ禍における観光の分散化を目指しているとのことです。
利用方法
- ①「SATCH X」をダウンロードします。
- ②「SATCH X」を起動して、トップページバナーから特設ページに入ります。
- ③アプリ内のカメラで、コース内に設置された看板のQRを読み取ればOK。
記念撮影やバーチャル富士登山も楽しめる!
今回の取り組みでは、そのほかにも2つのサービスを提供しています。 そのうちのひとつ「マチカメ」では、高画質な一眼レフカメラとプロ仕様の構図で、富士山や雲海をバックにした撮影が可能。提供場所に行けば、利用者は手元のスマートフォンから遠隔でシャッターを押せるので、他の登山客に撮影をお願いしなくても非接触で記念撮影ができます。
また、「au XR Door」アプリをダウンロードすれば、バーチャル富士登山も体験可能です。登山道や山頂のお鉢巡りなど、名所の景色を360度のVR映像で見られるので、自宅にいながら富士登山をしているような疑似体験ができます。
ARGO編集部のひとこと
今年は2年ぶりに富士山が開山されましたが、混雑防止のため少人数での富士登山が呼びかけられています。例年通り、富士観光を楽しんでもらうことが難しいため、XRなどのテクノロジーを活用した今回のような取り組みが開発されました。 このようなAR×観光の取り組みは、コロナ禍の影響で年々増加しています。地元キャラクターがガイドをしてくれたり、自宅にいながら観光名所を巡れたりと多彩な演出にARが活用され、多くの企業や自治体が導入しています。
INFO
ARアプリ「SATCH X」
【ストアURL】 App Store(iOS) / Google Play(Android)