ARでアート作品のお試し鑑賞が簡単にできる!3Dデータ支援ツール「palan 3D」壁面認識に対応
ウェブAR・VRのシステム開発を行う株式会社palanが提供する3Dデータ支援ツール「palan 3D」に壁面認識機能が追加され、ARでのアート作品のお試し鑑賞が可能になりました。ユーザーはARモードを起動した際に3Dモデルを壁に設置・表示させることができるようになり、絵画等のアート作品を自宅の壁面に設置するような体験を楽しむことができます。
ARでのシミュレーションをECサイト上で実現するための、3Dデータの管理・編集が簡単にできる企業向けサービス「palan 3D」には、これまで水平面(床面)にオブジェクトを表示させる機能が装備されていましたが、壁面には対応していませんでした。
今回壁面認識の機能が追加されたことで、「palan 3D」管理画面のアイテム編集ページで「壁に設置する」という項目をクリックし、チェックするだけで3Dモデルを壁に設置することが可能になりました。
現在デモコンテンツが公開されており、自身のスマートフォンで実際に試すことができます。デモコンテンツには画家・現代美術家の高屋永遠さんの作品が用意され、ユーザーは自宅の壁に同氏の作品が飾られているような体験を楽しむことができます。
ARを活用することで対象物の質感やサイズを自宅にいながら確認できます。既存のサイト内で簡単に3Dデータを活用でき、ユーザーにAR体験を提供できる「palan 3D」は、長引くコロナ禍でおうち時間を充実させるコンテンツにニーズが高まっている現在、注目が集まっています。
ARGO編集部のひとこと
株式会社palanはこれまでにもpalanARのフォトフレームやARでメッセージカードを送れる「メッセージウェブAR」など、ウェブARを活用した施策を展開してきました。ウェブARはアプリをダウンロードする必要がなく、コードを読み取るだけで簡単にARを体験できるのが特徴で、現在様々な場面での活用されています。ウェブARの活用事例についてはこちらをご覧ください。