ARゲームで高松市の商店街を巡る「SXG-Sanuki X Game-」開催!3町商店街で地域ならではのゲーム作り発信
高松市内の3つの商店街をARゲームを楽しみながら巡るイベント「SXG-Sanuki X Game-」が2021年7月10日(土)に開催されます。高松南部3商店街を丸ごとARゲーム会場とした本イベントはデザイナーやクリエイターが参加している任意団体「S.X.G」により開催され、参加者は事前にダウンロードしたアプリでARゲームを体験しながら各店舗を巡るほか、様々なコンテンツを楽しむことができます。
ARゲームをはじめとした様々なゲームコンテンツ
「SXG-Sanuki X Game-」にはゲームに関する様々なコンテンツが用意されています。その中のひとつである「商店街AR百鬼夜行」は、高松市にある穴吹カレッジグループの「ゲームクリエイター学科」所属の学生が制作したARゲームで、利用者はアプリをダウンロードしたスマートフォンのカメラを商店街に向けると、画面上にARで浮かび上がる妖怪のイラストを楽しめます。本アプリは位置情報を元にイラストが表示されるシステムになっており、参加者は商店街に現れたARの妖怪を、画面をタップして捕まえることができるほか、一緒に記念写真を撮ることも可能です。
他にも地元クリエイターによるオリジナルゲーム作品の展示や、ゲーム開発企業による合同座談会、ゲームとの向き合い方についての討論などのコンテンツが予定されています。
ARを生かした独自性のあるゲーム作り
高松南部3町商店街と呼ばれる南新町商店街、常磐町商店街、田町商店街を舞台に開催される本イベントは、現実の空間に対象を表示させることができるAR技術を活用することで、ゲーム技術と土地の景観を組み合わせ、独自性のあるゲーム作りを実現しました。
3年ほどゲームクリエイターの育成に関わり、「地域でゲームを作る意味」について考えるようになったという、主催者の1人で精神科医師である渡辺大さんは、「香川には香川の良さがあり、ゲーム技術についても地域の多様性が、豊かな将来に繋がっていくと思う。」と話しています。
今後、同様のイベントが香川県内の他地域でも展開される予定。AR×ゲーム×地域性という新しい領域が広がりつつあります。
ARGO編集部のひとこと
AR技術はリアルで臨場感のある演出が可能なため、顧客満足度の向上が期待できます。また、自身のスマートフォンだけで完結するため非接触で楽しめるという利点もあり、長引くコロナ禍においてAR技術はゲームだけでなくスタンプラリーや観光など様々な形で導入されています。商店街で行うことで周遊率アップ・滞在時間の伸張による地域活性化も見込めます。
INFO
「SXG-Sanuki X Game-」
開催日:2021年7月10日(土)
開催場所:高松南部3町商店街「南新町/常磐町/田町」
開催時間:10:00~16:00