ARで山笠の雰囲気を体験できる「舁き山笠×AR体験 バーチャル3D山笠」!上川端商店街で実施
ARで舁き山笠(かきやまかさ)行事の雰囲気を体験できる「舁き山笠×AR体験 バーチャル3D山笠」が2021年7月1日(木)〜15日(木)まで開催されます。今回ARで体験できるのは田中勇人人形師が2018年に製作した土居流の舁き山笠で、専用のアプリをダウンロードした端末をかざすことで目の前に出現させることができ、ユーザーは臨場感のあるAR舁き山笠と記念撮影をして楽しめます。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2年連続延期となっている「博多祇園山笠」の舁き山笠。リアルに対象を再現することができるAR技術を活用して現実の風景に舁き山笠を出現させ、来場者に山笠の雰囲気を楽しんでもらおうと、上川端商店街振興組合が本企画を実施しました。
来場者は実際に作られる飾り山笠2基(八番山笠上川端通、十六番山笠川端中央街)に加え、AR舁き山笠と記念撮影を楽しむこともできます。
本ARコンテンツはソフトウェアソリューションを提供するPTCジャパンと、宗像市に本社を置く株式会社トヨタプロダクションエンジニアリングの協力により実現。AR技術を活用することでより深く山笠に親しんでもらい、街の活気を取り戻すことが期待されます。
ARGO編集部のひとこと
AR技術は対象物を本物と違わずリアルに再現できるため、まるで目の前に存在しているかのように臨場感のある演出が可能になり、利用者の満足度向上が見込めます。また、撮影をして家族や友人にSNS上でシェアできることで、プロモーション効果も期待できます。AR技術を活用したコンテンツは長引くコロナ禍でも非接触で楽しめるというメリットがあり、観光・旅行や地域活性化、イベントなど様々な場面で導入されています。
INFO
「舁き山笠×AR体験 バーチャル3D山笠」
・期間:令和3年7月1日(木)〜15日(木)※予定
・場所:上川端商店街内