物件をARで視覚化できるツール「AR ウォークスルー」登場!図面のプランを現実空間に再現
図面のプランを現実空間に再現し、完成した物件をARで視覚化できるツール「AR ウォークスルー」が公開されました。本ARツールは実物大のウォークスルーというかたちで、リフォーム前の空間に再現された壁や窓、家具などの家のデザインなどをわかりやすく伝えることができ、ユーザーの購入プロセスを加速させ、意思決定の促進に寄与します。
物件をARで視覚化できるツール「AR ウォークスルー」とは
「AR ウォークスルー」は、業務効率化とマーケティングの統合型ソフトウェアである Houzz (ハウズ) Proの3Dフロアプランナーに新しく登場したARツールです。スマートフォンやタブレットを通してこのツールを利用することで、案件のイメージをわかりやすくユーザーに伝えることができます。
本ツールはAR技術を活用することで図面のプランをリフォーム前の空間上に再現することができます。ユーザーは直感的に完成後の姿を体験することが可能になり、より理想に近い家づくりに役立てることが可能です。例えば壁、窓、家具、ワークトップ、キャビネットの追加や削除など、検討する素材や商品、色味が家の中でどのように見えるのかをわかりやすく示すことで、意思決定を促進することが期待できます。
ARを用いて購入プロセスを加速
「AR ウォークスルー」を公開したのは、世界最大級の家づくりとインテリアデザインのプラットフォームを提供するHouzz Japan株式会社。AR技術を活用して情報を視覚化することで、専門家とユーザーがわかりやすく案件のイメージをシェアすることができ、購入プロセスの加速へとつなげることができます。
本ARツールは、専門家が収益性の高い事業を運営し、優れた顧客体験を提供する「Houzz Pro プラン」で利用可能。図面だけで説明するのではなく、ARを活用してよりリアルに物件を体験できる本ツールは、家づくりや不動産業界において注目が集まっています。
ARGO編集部のひとこと
現実空間にデジタル情報を出現することができるAR技術は、スマートフォンやタブレットを通して、気軽に体験できるのが大きな魅力です。煩わしさや手間などがなく、ワンタップで簡単にリッチな体験を楽しめます。また、色味や質感、サイズ感などを忠実に再現することができるため、家具・家電分野や土木・建築分野、美容・ファッション業界など様々な分野での導入が進んでいます。ARで視覚化することで購入前と購入後、完成前と完成後でのギャップがなくなり、より満足度の高い購買体験を実現できそうですね。