家具・家電をARでシミュレーションできるアプリ「Urbanbase AR」提供開始！販売促進ツールとして利用可能

家具・家電商品をARでシミュレーションできるアプリ「Urbanbase AR」が、インテリア・不動産業界向けAR/VR/AIプラットフォームを提供するURBANBASE株式会社によってリリースされました。部屋に合った家具・家電をリコメンドしてARで出現させ、ユーザーが商品の色味や質感を確認できるため、メーカーや販売店は販売促進ツールとして利用することができます。

【AR表示やECサイトへの遷移をアプリで実現】

本アプリでは家具・家電のAR表示だけでなく、空間分析、商品リコメンド、またECサイトへの遷移までアプリ一つでおこなえるようになっています。同社のVRインテリア・コーディネーションサービス「Urbanbase Studio」との連携も可能で、ARとVRの両方で商品のシミュレーションをおこなうことも可能です。

本アプリを展開するUrbanbaseは3D空間に注力したIT企業で、2D図面の画像を瞬時に3D化する独自特許技術を持っており、「Urbanbase Studio」では間取り図面作図、家具・家電、壁材・床材、住設機器のVRシミュレーションも可能で、ARと合わせてより細部までシミュレーションをおこなうことができます。

【利用方法】

本アプリをダウンロードしたスマートフォンの写真やカメラから、Space AIによる「空間分析」をおこないます。部屋のテイストやタイプを分析した後、部屋に合った家具・家電をリコメンド。ユーザーは試してみたい商品を選択することで自身の部屋にその商品をARで出現させることができます。色味や質感がリアルに再現されたARの商品を確認し、そのまま購入サイトへ移ることも可能です。

現在本アプリの日本リリースを記念して、先着10社に10個の3Dモデリング作成が無料で提供されています。外出自粛の影響で、おうちで買い物ができるコンテンツの需要が高まっているなか、本アプリはAR技術を活用することで店頭での購買体験を自宅にいながら実現できるサービスとして注目が集まっています。

ARGO編集部のひとこと

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、店頭での商品のトライオンや買い物は困難な状況にあり、様々な業界で大きな変化が求められています。AR技術は時間・場所を問わずに自分の好きなタイミングで商品を試すことができるほか、本物と変わらないサイズ感・色味・質感を再現することができるため家具・家電メーカーだけでなく美容・ファッション業界においても注目が集まっています。