日経、「新聞×AR」の表現アイデアコンテストを開催
株式会社日本経済新聞社は、AR技術を活用した「日経AR」アプリを用いて、新聞とARを組み合わせた表現のアイデアを公募する「日経ARアワード」の開催を発表しました。
出典:株式会社日本経済新聞
「日経ARアワード」は、日本経済新聞と日経ARの組み合わせでどのような表現ができるか、広く公募するアイデアコンテストです。協賛企業が提示する「応募課題」に沿って、「新聞×AR」の斬新な表現アイデアを募集。優秀なアイデアには「グランプリ」(1点)、「協賛社賞」(4点)がそれぞれ贈られます。
「日経ARアプリ」は、スマホやタブレットにインストールして新聞にかざすと、紙面の写真画像が3D映像として浮かび上がり、動画や音などが流れるというもの。従来の新聞は、紙面に印刷された文字や画像を読むだけでしたが、ARとの組み合わせにより、「新聞を体験する」という新しい感覚が味わえるようになりました。
2018年11月のリリース以来、ダウンロード数は2019年8月時点で13万を記録。ARに対するニーズの高さがうかがえます。
応募はプロのクリエイターである必要はなく、一般の読者の方やARに関心がある方、広告表現に関心がある方、学生の方など誰でも応募できるとのこと。
コンテストに関する詳しい情報は、特設サイトから確認できます。
ARGO編集部のひとこと
いままでARを活用してきた事例は数多く見てきましたが、ARの表現の可能性を探るコンテストは日本初の試みではないでしょうか。本イベントの開催によって、ARの認知度が徐々に高まってきたことがうかがえます。また公募を広く募ることによって、新しいAR表現が誕生するかもしれませんね。
INFO
ARアプリ「日経AR」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)