AR技術を活用した業界初リノベ買取再販事業者向けプラットフォームサービスの開発がスタート
2020年2月12日(水)、リノべる株式会社はKAKUCHO株式会社と協業し、AR技術を使ったリノベーション買取再販事業者向けプラットフォームサービスの開発を発表しました。2020年4月より、第1号物件として株式会社リアルの買取再販物件が販売予定です。
出典:リノベる株式会社
リノベーション済み物件は「すぐに住み始められる」、「完成後の空間や暮らしをイメージしやすい」というメリットがあります。ですが、内装が好みではなかった場合、購入を見送るか、自らでリフォームを行い自身の好きなテイストに変える必要がありました。
そこで本サービスではドアや窓などの建具、キッチンやアクセント壁などを設置しない、半完成の状態で販売。内覧時に顧客自身がARを活用して、キッチンや洗面器具、家具をリアルな空間に配置し、完成イメージを確認しながら購入することができます。アプリなどのダウンロードが不要なウェブARを使用するため、手軽に試すことができます。
ARで内装を自分好みに変えられるので、リノベーション済み物件のメリットを受けつつ、「それぞれのこだわりを反映した自分らしい住まい」も同時に実現できます。
内装は、「リノベる。」のワンストップ・リノベーション2,800戸超の実績からセレクトされた人気仕様の中から選択できます。その場で追加コストの確認が行え、費用も同時に検討できるのが特徴です。仕様確定後の工事は約2週間から6週間で、スピーディーな引き渡しがおこなえるとのこと。
同社は今後複数物件での事業化を経て、2020年秋以降、上記仕様の実装を進めていくとしています。
ARGO編集部のひとこと
リノベーション物件は、相場よりも家賃がリーズナブルだったり、室内が新築同様だったりと、多様なメリットがあります。ですがその反面、内装が気に入らなければ自らリフォームをする必要があり、総費用として高くなってしまったり、リフォームに制限がある場合があったりとデメリットもあります。本サービスを利用すれば、内装を自分の好きなテイストで統一しつつ、リノベーション物件のメリットも享受するという「いいとこ取り」が行えます。最新技術の活用により、こだわりある暮らしがより簡単に実現できそうですね(^o^)