ARで名画を鑑賞できるアプリ「Google Arts & Culture」自宅が美術館に!
Googleが開発したiOS/Android向けアプリ「Google Arts & Culture」では、世界80ヶ国、2,000以上の美術館や博物館の作品を閲覧できます。
2018年に追加された新機能「Pocket Gallery」では、ARでバーチャル美術館が出現し、館内に多数の絵画を飾っています。没入感のあるARにより、目の前に本物の名画があるような感覚でじっくりと鑑賞できます。また作品解説機能もあり、画面の下に表示されるカードをタップすると、絵画に込められた思いや画家について知ることができるとのこと。
画家・フェルメールが描いた作品も閲覧でき、代表作の『真珠の耳飾りの少女』や『牛乳を注ぐ女』、『手紙を書く女』をはじめ、1990年にボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館で盗難され、いまだ所在不明の『合奏』も展示されています。
バーチャル美術館以外にも、ARで絵画の原寸を体感できる「Art Projector」機能を搭載。多彩な見せ方で絵画の魅力を伝えています。
ARGO編集部のひとこと
新型コロナウイルス感染症の影響により、世界各国の美術館や博物館の休館が相次いでいます。そんななかで、自宅にいながらさまざまな絵画を鑑賞できる本アプリが注目を集めています。このような状況だからこそ、名画に触れて心豊かなひとときを過ごすのもいいかもしれませんね。
本取り組みのほかにも、同社は中止になったアート展と連携し、展示作品をオンラインで公開するなど、絵画の新たな見せ方を模索しています。
INFO
ARアプリ「Google Arts & Culture」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)