JR東日本の文化創造イベント「超駅博 上野」でARコンテンツ公開!JR上野駅ホームに「AR車両フォトスポット」登場
JR東日本の文化創造イベント「超駅博 上野」にてARコンテンツ「AR車両フォトスポット」が2022年10月14日(金)より開始されます。本コンテンツでは、専用のアプリを利用してJR上野駅のホームにARで115系電車、EF64形電気機関車の鉄道車両を出現させることができるというもので、好きな車両と記念撮影ができるほか、AR車両ならではの様々なトリックを体験して楽しめます。
【「超駅博 上野」と「AR車両フォトスポット」とは】
「超駅博 上野」は、JR東日本が主催する鉄道開業150年の歴史と共に、地域の未来と文化を体感することができる文化創造イベントです。今回SoVeC株式会社が提供する、日常空間にARを表示させるアプリ「XR CHANNEL」にて、ARで115系電車、EF64形電気機関車の鉄道車両をリアルに体験できるコンテンツが公開されます。
「AR車両フォトスポット」では、様々な方向から撮影した多数の写真を合成して3DCGを生成する「フォトグラメトリ技術」が利用され、車両の経年変化、車両本体の鋼材や塗装の質感、車両内は座席モケットから網棚、つり革、そして傷や修復後なども全て忠実に表現し、長い歴史を持つ車両を本物のようにリアルに再現されています。
また、JR上野駅の線路に高精度の車両モデルをARで出現させ、駅構内やプラットフォームの柱などの構造を認識して、車両の奥行きや立体感、構造の影に隠れる表現を行うなど、リアリティを徹底的に追求するほか、ソニーグループ株式会社のVPS技術を採用することで、駅舎内でのAR表示を正確に再現しました。駅構内の詳細な3次元地図データを制作し、迫力のあるAR体験が楽しめるのも注目です。
【AR車両ならではの楽しみ】
本コンテンツでは、AR車両を上昇させて通常では見られない車両下部の様子などを見ることができるのも特徴です。他にも115系電車を思い起こさせる車両動作音BGMや精巧に再現された115系電車のインテリアを楽しめたり、前照灯が点灯する様子やサボ(行先表示器)が変化する様子を観察したりできます。
JRE MALLで「115系電車・EF64形電気機関車 ファイル&コースターセット(税込2000円)」を購入すると、AR車両フォトスポット・特別観覧エリアに入場できる電子チケットが発行され、本イベントに参加可能です。
現実世界では難しい表現を可能にするARが駆使された本コンテンツにどのような反響があるのか、注目が集まっています。
ARGO編集部のひとこと
AR技術は対象物の色味や質感、サイズ感を忠実に再現することができるためリアル且つ臨場感のある演出を施すことが可能です。最近では技術が発達し、光の写り込みなどの細部まで表現することができるようになっています。大きいものや重いものなど、搬入が大変なものでも瞬時に再現できるため、開催する側にとってもコスト・時間・労力を大幅に削減できるというメリットがあります。
ARアプリ「XR CHANNEL」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)
「AR車両フォトスポット」開催概要
・開催日:2022年10月14日(金)~16日(日)、28日(金)~30日(日)
・開催時間:各日 11時~16時(30分毎入替制)※10月30日(日)のみ15時終了予定
・会場:JR上野駅15、16番線ホーム前(商品受け取りは、15、16番線付近の商品受け取り特設会場)