岐阜県博物館が音声ARを恐竜展示に実施。次世代の音声ガイドを体験できる
岐阜県関市の岐阜県博物館は、音声AR技術を活用した音声ガイドサービス「最強の恐竜はだれだ!?」を2019年1月12日~2月3日までの期間限定で実施しています。岐阜県博物館のメインホールに多数展示されている恐竜の全身骨格標本の周辺を、携帯端末に接続したイヤホンからの音声指示に従って移動すると、ユーザーの位置情報を把握し、展示された恐竜を巡るストーリーが進行するというもの。閲覧順序やユーザーの選択によってストーリーが次々と変化していくという体験型の展示になっており、音声は岐阜県博物館マスコットキャラクター・探検博くんが務めています。
音声AR技術は、同館の監修で大垣市のアプリ業者が開発。館内にあるアロサウルスやイグアノドン、ステゴサウルスなどの全身骨格標本5種類に加え、恐竜の歯の化石などが音声ARの対象となっており、恐竜が目の前にいるような臨場感を楽しめるとのこと。担当者は「最新技術を利用して、ゲームのように楽しく、科学的に恐竜を理解してほしい」と話しています。
ARGO編集部のひとこと
GPSと音声ARを駆使し、エリアごとに専用の解説を提供できるようになった岐阜県博物館の音声ARコンテンツ。ARとGPSの組み合わせで、場所ごとに違った絵や音声、さらには動画も提供することが可能となります。