AR(拡張現実)のトレンド・事例がココにアル「アルゴ」

国内最大級の音楽フェス『a-nation』は、チケットを持っていない人でも楽しめる夢の場所だった

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
"2018年8月に開催された音楽フェス「a-nation」にはARを活用した「出演者たちとのデジタルプリクラ撮影」ができる企画や、豪華賞品があたる抽選会など、会場に行くだけで誰もが楽しめるイベントブースが多数ありました。本記事では、AR企画担当者氏へのインタビューや、フェス会場のレポートをお届けします。 "

こんにちは!ARGO編集部のカツベです。

今日は「a-nation 2018 supported by dTV&dTVチャンネル」にやってきました!この会場で「 COCOAR」が使われているという噂を聞きつけ、チケットを持っていないにも関わらず、やってきてしまいました。

花で彩られた、 a-nation 2018 8/25の出演者が書かれている大看板

a-nation 2018 supported by dTV&dTVチャンネル」とは、2018年8月25日(土)、26日(日)の2日間、味の素スタジアムで開催された、国内最大級の野外音楽イベントです。 この「a-nation」は、日本の大手レコード会社・エイベックス・グループが主催しており、2002年の初開催から今年で17年目を迎えました。毎年、有名アーティストたちが数多く参加しており、総出演アーティスト数は500組以上。これまで全国17都道府県で開催され、延べ580万人以上もの人々を魅了してきました。 今年は、会場を三重、長崎、大阪、東京と、国内4会場に拡大して開催されました。(三重は台風の影響で中止)

a-nation 2018会場である味の素スタジアムの外観

さてさて、それではさっそく会場に向かいましょう。

会場の味の素スタジアムまでは、京王線飛田給駅から歩いて向かいます。普段は急行電車の止まらない静かな駅のようですが……… さすが日本屈指のライブフェス。開場13時にもかかわらず既に人だかりができています。田んぼしかないような田舎で育ったカツベにとって、人の多さは天敵のようなものです。

そして、なんといってもこの日はここ最近で一番ではないかという暑さです!しかし、こんなことでへこたれていてはいけません。なぜなら今日の会場では、憧れのアーティストたちと ARを使ったプリクラが撮れるというではありませんか!そう思ったら頑張れます!チケットを持っていなくとも、たとえライブが観られなくとも、アーティストとプリクラが撮れるならそれだけで…!

a-nation 2018コミュニティエリア 日程やスポンサーが表記された垂れ幕が設置されている

開場まで時間があるので、今回のAR企画が実施されているというコミュニティエリアへやってきました。ライブだけでなく、さまざまなイベントがこのブースでおこなわれているとのこと。この表情でもテンションマックスなのです。

SOUND BLOOMING GARDENエリア。花柄の壁を背景に自撮りする来場者が多い

ひときわ眩しく輝いているスポットを発見。みんな花柄の壁を背景に自撮りをしています。

出演アーティストとデジタルプリクラが取れるという説明パネルを持ったスタッフと遭遇

ここで、看板を持ったスタッフさんに遭遇しました。どうやらパンフレットでも出演アーティストと一緒にデジタルプリクラが撮れるとのこと。

デジタルプリクラの撮影方法、ドコモのスマホを紹介するパンフレットを配布される

もらったパンフレットの説明によると、写真がプリクラを撮るためのマーカーになっていました。アーティストと一緒に写真がとれるというのはこういうことだったのですね!

スマートフォンに専用アプリをインストール、「Da-iCE」の写真にかざしてみる

さっそく、「 COCOAR」をインストールしたスマートフォンで写真にかざします。最初は中央の「Da-iCE」さんを選びました。それでは撮影してみましょう。

赤い花柄を背景に「Da-iCE」の五人とおそろいのポーズで記念撮影 a-nationのロゴも

これはすごい!本当に一緒に写っているかのよう。たくさんの花びらがちりばめられた背景は、言うまでもなく素敵です。

同様に、黄色い花柄を背景に「ET-KING」の五人とおそろいのポーズで記念撮影

ET-KING」さん、

同様に、青い花柄を背景に「lol-エルオーエル-」の五人とおそろいのポーズで記念撮影

lol-エルオーエル-」さん、

同様に、黄色い花柄を背景に「FREAK」の四人と記念撮影

FREAK」さんとデジタルプリクラを撮りました。アーティストのオーラと背景の美しさが相まって、僕の顔が日陰になってしまいましたが、それでも素晴らしい体験でした。SNSでみんなに自慢しちゃいます。

そしてなんと、このAR企画を担当された方にお話を聞くことができました!

ARを利用しようと思った理由は、「a-nation」はフェスの出演者が最大のコンテンツなので、出演者を活かした企画をしようと思ったからだそうです。ファンからすると、アーティストと一緒に写真が撮れるというのは嬉しいですもんね。

今回の企画を実施したところ、AR企画の認知度が低いという課題はありましたが、体験したファンからは好評を頂いたとのことでした。アーティストと一緒に撮った写真をSNSに投稿してシェアしてもらうことは、友達や家族と楽しんでもらえることはもちろん、a-nation自体の宣伝にもつながります。今はまだ認知度が高くないとのことでしたが、次は今回以上にユーザーが口コミで広めたくなるようなコンテンツを提供して、フェス当日までにファンにもっと知ってもらいたいとのことでした。認知度が向上すれば、ますます多くの人たちに体験してもらえることでしょう。

最後にこれからの企画の予定をうかがったところ、お客さんに『非日常体験』を提供するような企画をしたいとおっしゃっていました。さらに楽しい企画が待っているかと思うと、今からわくわくしてしまいますね!

アーティストサイン入りグッズ抽選会の看板を持ったスタッフと遭遇

デジタルプリクラの撮影にも満足して、ふらふらとコミュニティエリアを歩いていると、またしても看板をもったお兄さんに遭遇。

なにやら出演アーティストのグッズが当たる抽選会をやっているらしいのです。サイン入りグッズ、カラフルイヤホン、フラワータオルが当たるそう。これは行くしかないでしょう! プリクラが撮れたり、グッズがもらえるチャンスがあったり、ここはファンにとって天国に違いありません。

アーティストサイン入りグッズ抽選ブースへ足を運ぶとかなりの行列になっている

抽選ブースには長蛇の列が。

アーティストサイン入りグッズ抽選会場の目の前にたどり着く

ようやくここまでたどり着きました。

会場内ではドルビーアトモスの3Dサウンドの体験が可能 編集部員も体験することに

抽選の前に、ドルビーアトモスの3D サウンドの体験ができました。「息を飲むほどリアルで周りを流れるように移動するオーディオ」という触れ込みで、映画館で使用されているオーディオフォーマットです。

「東方神起」の歌をドルビーアトモスで視聴する編集部員 ライブ会場にいるようなサウンド

東方神起」さんを選択しました。まるでライブ会場にいるかのようなサウンドに、心躍るカツベ。家のテレビがこんな音質だったら、ずっとテレビを見てしまいそうです。

タブレットを使った抽選に参加 残念ながらハズレ

お待ちかねの抽選に参加します。残念ながら抽選には外れてしまいましたが、記念品のフラワークールタオルをもらいました。

抽選会場の大きな赤と青の花、色とりどりの花を集めた撮影スポットで記念撮影

抽選会場にはまたもや撮影スポットが。

無料ヘアアレンジが体験できるブースは女性で人だかりとなっている

ほかのブースにも人だかり。無料ヘアアレンジができるから女性がこんなに並んでいるのですね。

化粧グッズがもらえる輪投げゲームのブースにも多く人が並んでいる

となりのブースは輪投げのブース。ここも女性ばかりだと思ったら、プレゼントにフェイスパックがもらえるみたいです。参加するともらえるなら、みんなやりたくなりますよね。

会場内ステージ、テントとなっているバー、他各ブースの人の多さを写した写真

その他にも、野外ライブ会場やかわいらしい形をしたバー、飲食店などがずらり。テントの中でかき氷を食べるお客さんがとても幸せそうでした。

a-nation 2018会場を後にする人たち

a-nationは会場の周りにも楽しめるコンテンツがたくさんあり、チケットを持っていないカツベも存分に満喫することができました。この楽しさに加えてライブ本番にも参加できていたら、楽しさはきっと倍増どころではなかったでしょう。来年こそは、ぜひライブも楽しみたいと思います!

それではまた!カツベでした。

INFO

関連リンク

  1. a-nation 2018 supported by dTV&dTVチャンネル 公式ウェブサイト
  2. avex portal: エイベックス・ポータル

関連記事

ARアプリを使った「スマホでじゃんけんゲーム」開催のNICOPA & nico ground

じゃんけんゲームで大当たり?!娘と一緒に段ボール遊園地「NICOPA & nico ground」に遊びに行ってきた

AR動画視聴イベントがおこなわれたふなっしーLAND

梨の妖精さんに会いたくて会いたくて、船橋の聖地『ふなっしーLAND』に行ってきた

ARカメラエフェクト用のマーカーが配布されるFUJI ROCK FESTIVAL会場

InstagramのストーリーズのARカメラ・エフェクトを使って『FUJI ROCK FESTIVAL 2019』の様子をアップしよう♪


COCOARバナー画像
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

おすすめ

ABOUT ARGO

ARGO(アルゴ)とは、クラウドサーカスが運営するAR情報配信メディアです。AR(拡張現実)と、行こうを意味するGOをかけあわせてARGOと名付けました。ARに関するトレンドや事例、海外情報、実際のAR体験レポートなどのコンテンツをお届けします。

SOLUTION