新しい時代の法事?新潟県・極楽寺がタブレットを利用した新しい仏具「極楽浄土AR」を開発
2019年5月30日、新潟県小千谷市にある浄土真宗本願寺派の極楽寺は、ブランドコンテンツの制作をおこなうビービーメディア株式会社と協業し、新しい法話サービス「極楽浄土AR」の提供を開始しました。
本サービスは、タブレットを用いた専用の仏具を本堂の内陣にかざすと、普段は近づいたり触れたりすることのない阿弥陀如来像や彫刻が飛び出し、極楽浄土の哲学を伝えるストーリーを視聴できるというもの。寺として独自のスタイルを確立する19代目住職の麻田弘潤氏が監修を務めており、仏教へのなじみが薄くても楽しめる内容になっています。
一般公開は、2019年6月9日(日)13:30~17:00で、予約は不要。同寺は「お寺探しをしている方はもちろんのこと、仏教への興味がある、新潟観光の寄り道でなど、この機会にぜひお気軽にいらっしゃっていただければ」と、来館を呼びかけています。
ARGO編集部のひとこと
ARなどの最新技術を利用することで、仏教への興味が薄くなりがちである若い世代に興味を持ってもらえることにつながります。また、AR映像での解説はわかりやすく法話の深い理解につながるだけでなく、ARであることによって、現実世界である僧侶との対話を生み出すことにも成功しています。これからは仏事のスタイルも変化していくのかもしれません。
INFO
イベント情報 「極楽寺 一般公開」
日時:2019年6月9日(日)13:30-17:00(予約不要)
場所:極楽寺
新潟県小千谷市平成2丁目5−7