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もう探し物に困らない!何がどこにあるのかを一瞬で確認できるアプリが登場

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2019年4月、シンガポールのスタートアップ企業Helios は、探し物の場所を瞬時に確認できるアプリ「WIZT」を開発しました。本アプリはAR機能を活用したもので、事前に自宅や職場などの見取り図を作成し、スマートフォンのカメラで物品の写真を撮影しておくことで、登録した物品であれば瞬時にどこにあるのかを確認できます。

ARアプリ「WIZT」のキャプチャー画像

記録されたデータは2段階の認証プロセスが施されたクラウドに保存され、ユーザーはデータの公開・非公開を設定できます。また、商品の在庫管理や物流管理などに国際的に使用されているNFCタグの読み取り機能を利用することも可能です。

2019年4月中の配信が予定されている同アプリのコアコンセプトは「それはどこにあるのか」で、家庭では、物の管理を容易にするだけでなく、地下室やクローゼット、棚などの収納スペースに合わせた収納プランが提案され、収納を最大限に活用できます。

ビジネス面では、倉庫の在庫を作成し、ARタグ付きのマップ上にすばやく配置することで在庫管理アプリとしての活用もできます。マップ以外にも、WIZTにはクイック検索機能があるため、テキストを使って目的の商品を見つけることができます。

このアプリが広がれば、今まで探し物を探すために使っていた時間を有効活用できるようになりますね。

ARGO編集部のひとこと

クラウド保存も可能ということで、データを自分でどこにやったかを心配する必要がない点も、なくしものをしてしまうユーザに対する思いやりといえそうです。私たちの生活をより便利にしてくれる、AR技術を活かしたアプリですね。

INFO

関連リンク
  1. Helios 公式サイト(英語版)
  2. Venture Beat 掲載記事(英語版)

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