ARで博物館の名品を鑑賞できる!福岡市博物館が「おうちDE楽しめる3D福岡市博物館」を公開中
収蔵品をAR化し、自宅にいながら鑑賞できる「おうちDE楽しめる3D福岡市博物館」を福岡市博物館(福岡市早良区)が公開しています。AR技術の活用により360度さまざまな角度から閲覧できるほか、拡大・縮小も可能。
出典:福岡市博物館
本企画は福岡市博物館にある名品を3DCG化し、スマートフォンやパソコンで閲覧できるというものです。普段は見ることができない細部までじっくりと眺められます。
閲覧できる収蔵品は、国重要文化財に指定されている初代福岡藩主・黒田長政の兜や博多人形など計7点。3DCGは2020年2月に市の独自制度「スタートアップ法人減税(市税)」に指定されたスチームパンクデジタル株式会社の協力を得て作成されました。
福岡市博物館では本企画以外にも、「おうちDE福岡市博物館!」と題し、Google Mapを活用して同博物館をバーチャル観覧できる企画や、歴史や文化を自宅にいながら楽しめる「おうちDE!ワークショップ♪」など子どもから大人まで楽しめるコンテンツを数多く公開中です。
ARGO編集部のひとこと
ARGO編集部員もさっそく試してみましたが、空間認識ARの精度が高く、すぐに名品が部屋に登場しました。また「実際のサイズで表示」というボタンをタップすると、実物大の大きさに変化するので、これぐらいの大きさなのかとサイズ感もわかり、とても勉強になりました。
このように展示品の魅力をダイレクトに伝えられることから、すでに多くの博物館や美術館などでAR技術が導入されています。こちらの記事では、実際の導入事例をご紹介しているのでぜひご覧ください。