ウェブARの体験型広告「Interactive AR AD」がアドウェイズよりリリース
株式会社アドウェイズはウェブARを活用した新型の体験型広告「Interactive AR AD」のサービスを2020年6月に発表しました。「Interactive AR AD」は株式会社Mawariとの共同開発となっており、アドウェイズ100%子会社のUNICORN株式会社が提供するプラットフォーム上で提供されます。
出典:株式会社アドウェイズ
新しい体験型広告「Interactive AR AD」とは、AR技術を活用することでウェブ上で「商品」や「キャラクター」を3Dモデルで表示させ、回転や拡大縮小、カラーの変更ができるサービスです。ARコンテンツを通して、ユーザーに商品やブランドの魅力をより鮮烈に訴えかけられるという効果が期待できます。
スマートフォンの普及の高まりならびに次世代通信規格である「5G(大容量・高速データ通信が特徴)」のサービス提供開始や、ポストスマホと噂されるデバイス「ARグラス」の将来的な普及予想により、ARが広告業界で活用される機会が増えることを見越して本サービスは開発されました。
「Interactive AR AD」はアドウェイズの子会社であるUNICORN株式会社が提供する、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN MODE:ENGAGEMENT」を通して配信される予定。ウェブARを活用しているため、ARアプリのインストールの必要がなく手軽にAR体験が楽しめます。
ARGO編集部のひとこと
ARを活用することで、家具など大きなサイズの商品を部屋に仮置き・試し置きするといったサービスが昨今広まり始めており、ECサイト業界では「LOWYA(ロウヤ)」「Wowma!(ワウマ)」「Natuzzi(ナツッジ)」がARを取り入れています。ARの試し置き画面から購入画面へと誘導することで、購買までの行動時間を短くすることが可能です。 また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、記念行事がおこなえなくなった教育機関でもウェブARが活用されています。「早稲田大学」は一人でも多くの卒業生や入学生が思い出をつくれるようウェブAR・ブラウザAR®「LESSAR」を導入して3Dによる「卒業記念AR」サービスを提供しました。