AR動画が視聴できる壁新聞を制作!松野西小学校6年生の取り組み
2020年1月、愛媛県の松野町立松野西小学校の6年生たちは、学習の一環として自分たちが制作した壁新聞からAR動画が視聴できる取り組みを行いました。
出典:松野町立松野西小学校
松野町では、地域資源である山城を活用した郷土学習「国の森山城学」に取り組んでおり、松野西小学校の6年生たちは町内にある山城「河後森城跡(かごもりじょうあと)」を通して戦国時代の料理や攻防方法、城の機能などを学んでいます。
今回子どもたちが制作した壁新聞では、テーマごとに河後森城跡を紹介。ARアプリ「マチアルキ」をインストールしたタブレットやスマートフォンで壁新聞を読み取ると、AR動画が視聴できる仕組みになっています。
生徒たちは、「マチアルキ」リリース元の東京書籍社員や町教育委員会職員たちからの助言を受けながら、自分たちで用意した動画のAR化をおこないました。
なお、生徒たちが制作した壁新聞はプレート化され、ARコンテンツとともに現地の河後森城跡で活用されるとのことです。
ARアプリ「マチアルキ」とは
ARアプリ「マチアルキ」は、自分で撮影した写真や映像を活用して、ARコンテンツの制作と発信ができるサービスです。ユーザーの主体的な学習を促す「アクティブラーニング」を実現するICT活用ツールとして、東京書籍からリリースされました。
ARGO編集部のひとこと
本企画は、自分たちが作った新聞にARを活用することで地域に関する歴史や社会について学習意欲を向上させることに期待できる取り組みですね。 また、今後城跡にプレートが設置されるということから観光客への満足度向上にもつながることでしょう。
COOCARサービスでも、「愛知淑徳大学」様や「専門学校ビジョナリーアーツ」様など、学生が授業でARを活用する事例があります。最新のデジタル技術に触れることで興味の幅を広げ、学生の成長につなげることが可能です。
INFO
ARアプリ「マチアルキ」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)