AR(拡張現実)のトレンド・事例がココにアル「アルゴ」

AR技術の活用によりクリーンセンターのごみ焼却から発電までの流れを明示化する教材を金沢工業大学×小松市が発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

金沢工業大学小松市は、地域の環境学習の付加価値向上のため、ARを活用した学習教材制作を行ったことを発表しました。

金沢工業大学建築デザイン学科の生徒が作成したARアプリ。クリーンセンター内を3Dモデルで再現

出典:大学プレスセンター

AR化したのは、小松市エコロジーパークこまつクリーンセンターのごみ焼却から発電までの処理フロー。金沢工業大学建築デザイン学科の生徒が、小松市技術監理センターや小松市クリーンセンター、川崎重工株式会社の協力を得て、設備や処理フローの理解を深めつつ、MRデバイス「HoloLensゲームエンジンUnityを使用し、ARアプリを制作。制作したアプリは「HoloLens」を用いて、クリーンセンターの設備と重ね合わせながら鑑賞できます。

本企画は、金沢工業大学が行う分野横断プロジェクトのひとつで、空間情報プロジェクト「BIMCIMワーキンググループ」の一環として実施。2020年1月17日(金)13時30分~16時30分まで、同センターの見学スペースにて制作・報道関係者の方を対象にしたAR閲覧会の開催を予定しています。

ARGO編集部のひとこと

ごみの焼却から発電までのプロセスをAR化したなんてすごいですね。いままでクリーンセンターがどのような構造になっていたのかあまりわかりませんでしたが、この処理フローを見ることで一連の流れがわかり、クリーンセンターへの理解が深まりますね✨
地域によってはクリーンセンターは社会学習の定番となっているため、子供たちの学習にも役立つかもしれません。

INFO

「小松市エコロジーパークこまつクリーンセンター AR閲覧会」

開催日:2020年1月17日(金)13時~16時30分

場所:エコロジーパークこまつ クリーンセンター見学スペース 小松市大野町信三郎谷1番地

関連リンク

  1. 金沢工業大学
  2. エコロジーパークこまつ

関連記事

ARバーチャルガイド「NAKED SAMURAI」による二条城見学

ARバーチャルガイド「NAKED SAMURAI」が二条城まつり2020で実施

5Gで文化財 国宝『聖徳太子絵伝』 ARでたどる聖徳太子の生涯

ARグラスで国宝をじっくり鑑賞 「5G で文化財 国宝『聖徳太子絵伝』 AR でたどる聖徳太子の生涯」

AR技術活用の展示をおこなう「かわさき宙と緑の科学館」

ARで科学工作の動画がスタート! 作品に触れなくてもAR動画で魅力や仕組みが伝わる


COCOARバナー画像
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

おすすめ

ABOUT ARGO

ARGO(アルゴ)とは、クラウドサーカスが運営するAR情報配信メディアです。AR(拡張現実)と、行こうを意味するGOをかけあわせてARGOと名付けました。ARに関するトレンドや事例、海外情報、実際のAR体験レポートなどのコンテンツをお届けします。

SOLUTION