ARで観光地の思い出を共有、さっぽろ雪まつりで『けものフレンズ』ARポストカードを販売
「けものフレンズ」のARポストカードが2018年の「さっぽろ雪まつり」で販売されました。
「『けものフレンズ』動くポストカードセット」というセットで提供され、価格は600円。札幌市円山動物園で販売したカードは、日本ユニシス開発のARアプリ「Myboo(旧名称:タメスコ)」と連動し、ポストカードの画像にアプリをかざすと、現地で撮影した動画を再生できます。さっぽろ雪まつりで実際に展示された雪像の数々の様子が、まるでそこにあるかのように感じることができる画期的な商品となっています。
また、円山動物園にはコミュニケーションロボット「Sota(ソータ)」が設置されています。このサービスを利用すると、Sota自身とコミュニケーションをとりながら、AR技術を利用して動画や写真を撮影でき、その場で写真入りのポストカードを印刷する、ということまで可能になります。
できあがった自分だけのポストカードを家族や友人などに送り、「Myboo(旧名称:タメスコ)」で読み取ってもらうと、その時に撮影した動画を閲覧できるという仕組みです。送った相手にもAR動画を見てもらい、みんなで楽しい時間を共有できます。
ポストカードはコレクターズ・アイテムとしても希少価値が高く、アニメでも大活躍した「サーバル」や「ギンギツネ」「キタキツネ」、「PPP(ペパプ)」など、人気キャラたちのポストカードもあるため、このARポストカードで彼女たちにもう一度会えるかもしれません。
ARGO編集部のひとこと
これまでも、ポストカードで写真や文を使って旅行先の思い出を共有することはできましたが、ポストカードからすぐにAR動画が視聴できるためより詳しい情報が共有できます。これからは葉書自身をARマーカーとして、動画を気軽に共有できるようになる時代が来ますね。
INFO
『けものフレンズ』動くポストカードセット 販売概要
【期間】2018年2月5日(月)~2月27日(火)
【場所】札幌市円山動物園内 グッズ販売特設会場(札幌市中央区宮ヶ丘3番地1)
【価格】600円(3枚セット)
ARアプリ「Myboo(旧名称:タメスコ)」
日本ユニシスによるARアプリケーションサービス。アプリを起動し、対応するマーカーにカメラをかざすとコンテンツが表示される。
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)