AR技術を使った映像表現をMVに導入したKing Gnu「どろん」
2020年1月15日(水)、日本の4人組ミクスチャーバンド「King Gnu」がリリースしたニューアルバム『CEREMONY』の収録曲「どろん」のミュージックビデオ(MV)が公開されました。本MVにてAR技術が取り入られています。
千葉雄大主演映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の主題歌として起用された同楽曲。スマートフォンを題材にしたテーマということで、スマホを使って楽しめるARを採用したとのこと。MV内では「盲目の視線」を表現した目玉ARが出現し、視線をあちこち動かすシーンが収められています。
King Gnuは2015年から活動するバンドで、J-POPとブラックミュージック(黒人音楽)を掛け合わせた独自の世界観と楽曲の複雑性が持ち味。2019年に2月に配信リリースした『白日』が大ヒットを記録し、YouTubeのMV再生回数は1億回を突破。2019年には紅白歌合戦への出場を果たしています。人気急上昇中の同バンド、2020年2月29日(土)からは「King Gnu Live Tour 2020 『CEREMONY』」の開催が決定しています。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を用いて「盲目の視線」をテーマに、大衆の視線とその先にいる対象の両者を表現しています。ARは利便性や体験価値の向上に使われるだけではなく、本例のように表現方法の1つとしても活用されています。
INFO
商品情報:『CEREMONY』
発売日:発売中
価格:Blu-ray Disc付き初回生産限定盤(4500円+税)、通常盤(2900円+税)