リトルプラネットのAR砂遊びがアップデート!水の表現がよりリアルに
次世代型テーマパークの「リトルプラネット」でAR砂遊びアトラクション「SAND PARTY!(サンドパーティ)」が2020年11月2日からアップデートされます。リニューアル後のアトラクションではARでの「水」の演出がよりリアルになっています。
AR砂遊び「SAND PARTY!」はこれまでもプロジェクターとセンサーを活用し、砂場の形状によってさまざまなアクションが演出されていました。今回のリニューアルでは、「水」の演出をアップデート。流体シミュレーション技術で高いところから低いところへ流れる水の性質を実現し、太陽光を浴びてきらきら光る水面や、水の上に広がる波紋、深さによって変わる水の濃淡をリアルに再現しています。
また、SAND PARTY!と連動する工作体験で、ARガジェット「魔法のステッキ」を作成するワークショップ「魔法のステッキを作ろう」も同時リニューアル予定。4色のステッキから好きな色を選んで「火」「水」「花」「ハート」「星」の5種類のステッキを作り、砂場の上でかざすことで多彩なインタラクションを楽しめます。たとえば、「水」のステッキを砂場にかざすと魔法陣が出現し、地形の上で水を注いだように水があふれ出します。他にもお花畑を作り出したり隕石を落とすなどの効果が楽しめるステッキが作れます。
出典:株式会社プレースホルダ
さらにARガジェット「魔法の虫眼鏡」の機能もアップデート。「魔法の虫眼鏡」は砂の上でかざすと生き物の名前が調べられるもの。表示される生き物の名前が今までより大きくなったことで可読性が高められ、さらに「フェニックス」などこれまで名前が表示されなかった生き物にも反応します。
「リトルプラネット」を運営する株式会社プレースホルダは、今後2020年11月17日頃までに全国11か所のパークで順次アップデートを行っていくとしています。
ARGO編集部のひとこと
知育に役立つARアトラクションがリニューアルして登場します。現実の砂遊びでは水を使うことで泥遊びになってしまいますが、ARを使用することで汚れも気になりにくくなるでしょう。流体シミュレーションでの水の動きは大人でも見て楽しむことができそうです。
リトルプラネットはARをはじめデジタルを活用したアトラクションや体験を提供しています。遊びながら学べる知育アトラクションがよりリアルになり、地形等を学べるだけでなくデジタルとのふれあいもより身近になります。