ARで測量で9割の作業時間を短縮!大林組の土量測量アプリが一般向けにも発売開始
大林組とエム・ソフトが開発した、地形と土量を簡単に測量することができる「スマホdeサーベイ」のAR版がアプリとなり2019年10月中旬にエム・ソフトを介して一般むけに発売されることになりました。
従来のものは、専用スマホに搭載された赤外線深度センサーで3次元の点群データを対象物として捉えていたものを、AR版はiphoneやipadに搭載されているARの機能を使い、対象物を認識させることで計測することができるという手軽さ。対象機種は、iphone6以降、ipad第5世代以降のOSはios 12.0以降に対応しています。
このアプリは、測量を自動算出でおこなうため、測量から土量を産出するまでに要する時間が、従来の方法に比べて90%以上短縮できると見込めるのだそうです。今までは、人の手で行われてきたこの作業が「スマホdeサーベイ」のAR版によって、とてつもなく効率がアップしたといえます。
ARGO編集部のひとこと
身近な「仕事」の中でAIやARの存在を感じることが増えてきました。また、ARの使い道の幅が急激に広がっていくことをこの数か月の中だけでもその速さを感じます。私たちの日常生活の中に、ARが当たり前にある時代はもう目の前にきているようです。