静岡県がARを利用した防災アプリを開発!楽しみながら防災知識を身に着けよう
2019年5月、静岡県はスマートフォン向けの無料防災アプリ「静岡県防災」の開発を発表しました。同年6月1日より提供を開始します。
同アプリは、自宅や勤め先の災害リスクを平時から知ってもらおうと、県が約3600万円をかけて開発をおこないました。現在地における洪水や津波による浸水高を確認できるAR機能をはじめ、災害発生前の避難行動を促す緊急通知機能、防災知識クイズ、ハザードマップなど、災害から命を守るために役立つ機能を幅広く備えています。
内容は随時更新していく予定で、県危機管理部の植田達志危機報道監は「身の回りの災害時の危険性を、防災知識クイズなどを使って遊び感覚で確認できる。災害時の備えにしてほしい」と多くの県民の利用を呼びかけています。
ARGO編集部のひとこと
自然災害が多い日本にとって、防災は永遠の課題ですが、実際に被害が起こる前はあまり意識をもって行動できないのも事実です。アプリを使って災害の様子をあらかじめシミュレーションしておくことで、いざ災害が起きた時の落ち着いた行動につながるでしょう。