ARサイネージを活用! マスクをしたまま楽しめるデジタルあそびがスキッズガーデンに登場
AR技術を活用したコンテンツ「デジタル顔あそび」「身体あそび」「変身あそび」が全国8店舗のスキッズガーデンに導入されました。マスクをしたままでも顔を認識し、さまざまなARコンテンツを楽しむことができます。
ARコンテンツの提供に際して、「子どもがひとりであそべるプレイグラウンド」をコンセプトとしたレジャー施設、スキッズガーデンが新たに導入したのは、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズが開発したサイネージシステム「MITENE(ミテネ)」。
MITENEには、大きく分けて下記3つのARコンテンツが搭載されています。
- ①「動き認識AR」…人物や物体の動きを認識し、動作に合わせて映像や画像がリアルタイムに変化する
- ②「顔認識AR」…人物の顔を認識し、性別やおおまかな年齢、表情に合った画像や映像などを即座に再生
- ③「画像認識AR」…商品やロゴなどの特定の画像や物を認識し、それに応じた動画や画像を再生
上記技術によって、コロナ禍で感染防止対策として大切なマスクを着用したままでも、コンテンツを楽しむことが可能となりました。
デジタルサイネージの前に立つと、「フェイスポリゴン(マスクAR)」や「リアルタイム背景合成」、「3D変身」など、自分の表情や体の動きに合わせたコンテンツが展開し、身体的動作とデジタルの要素を融合させた、フィジカル+デジタル=フィジタルコンテンツを体験することができます。
なお、現在(2020年11月時点)導入されているのは、札幌発寒店、 羽生店、レイクタウン店、北戸田店、むさし村山店、堺北花田店、LINKS UMEDA店、倉敷店となっています。
ARGO編集部のひとこと
ビジネスやショッピングなどの大人の消費行動以外にも、知育玩具やレジャー施設など、子ども向けのコンテンツにAR技術を活用する例が増えています。デジタル世代である子どもたちにとって、デジタルコンテンツは抵抗がないうえに、関心が高いこともあり、学びや教育の場にもARの導入が広がっています。