AR展示会「fable in sleep展」の開催を決定！VTuber「somunia」さん

2020年3月、バーチャルYouTuber「somunia」さんは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催予定していた展示会を中止し、ARの形式で同月中に開催することを発表しました。

somuniaさんが開催を予定していた「fable in sleep展」は、2019年に自身がリリースした同名楽曲EP（複数曲を収録したコンパクト盤）が持つ世界観を、イラストやストリートスナップ風イラストにて視覚的に再解釈し展示するというものでした。

ところが、コロナウイルス感染症の拡大が懸念される事態となったため、今回は来場者およびスタッフの健康と安全を優先し、本展をAR展示会｢fable in sleep 展｣として開催することに決定。また同展示会開催期間中に、somuniaさんが自身のYouTubeチャンネルにてファンアートやRemix作品をスライドショー形式で紹介するライブ配信が開催されることも告知されました。

AR展示会は、somuniaさんのTwitterアカウントで「ARで、いつでもどこでも楽しめる展示会」と紹介され、

①STYLYmobileアプリをダウンロード

②アプリを起動し QRを読み込む

という操作だけで参加できるとのことです。2020年3月中の開催を予定しており、告知がおこなわれた3月3日現在では「工事中の展示スペース」に誰でもアクセスできるようになっています（告知ページ中段設置・QRコードよりアクセス可能）。somuniaさんのTwitterアカウント上やTwitterハッシュタグ「#fis展」にて、「fable in sleep展」を好きな時に現実世界における任意の場所へと喚び出し、楽しんでいるファンの画像や動画が共有されています。

ARGO編集部のひとこと

コロナウイルス感染症の拡大にともない、様々なイベントが中止や延期を余儀なくされ「配信限定イベント」「無観客ライブ」など代替策に手が尽くされる中、somuniaさんはデジタル化可能な展示品を活かし「AR展示会」というアプローチをおこなっています。本文で紹介したハッシュタグでも「VTuberらしい、インターネットを活用した画期的な展示会」であると、本開催前からファンの間では既に好評。主催者の「少しでも展示会の世界観をファンに伝えたい」という思いをARの力で実現している素敵なイベントですね。