ARで国分寺五重塔を鑑賞できるイベントがスタート 時間帯によって2パターンの五重塔を楽しめる
ARでかつて存在した国分寺五重塔を閲覧できるイベントが、2022年10月22日(土)~11月7日(月)までふるさとミュージアム丹後(京都府立丹後郷土資料館)にて開催されます。本企画は大阪大学大学院工学研究科とLEM空間工房との共同研究によって実現したプロジェクトで、往時の姿に近い五重塔をARで鑑賞することができます。
禅僧・雪舟が描いた「天橋立図」を忠実に再現
国分寺五重塔ARは、天平観展望所に設置されたQRコードをスキャンすることで体験できます。ARは室町時代の禅僧・雪舟が描いた「天橋立図」をベースに再現されており、礎石のみが残されている史跡丹後国分寺跡に出現します。またARは昼景モードと夜間演出モードの2種類あり、夜間演出モードではライトアップされた五重塔を見ることが可能です。
ライトアップ&ナイトミュージアムも楽しめる
AR企画のほか、同施設では「光と五感で楽しむミュージアム」を実施中です。祈りをイメージした資料館特別展や旧永島家住宅のライトアップをはじめ、手作りランタンを並べて平和や除災の祈りを捧げるイベントやお抹茶付き音楽会、熱気球飛行などが行われます。
ARGO編集部のひとこと
弊社が提供するARマーケティングツール「COCOAR」では、1つのARマーカーに対して、日付や時間ごとに異なるARコンテンツを設定することが可能です。ARコンテンツを変えることによって、さまざまなAR企画を提供することができるため、企画の幅が広がります。たとえばTVアニメ『ブルーロック』×富士急ハイランドの事例では、時間ごとにデザインが変わるARフォトフレームを導入しており、好きなキャラクターとさまざまなデザインで写真撮影を楽しめる体験を提供しています。ARコンテンツを時間ごとに変えることによって、AR企画を目当てにした参加者の滞在時間の増加が見込めるほか、関連施設への消費行動にもつながります。
INFO
イベント情報「丹後国分寺五重塔 再現AR 2022」
開催日時:2022年10月22日(土)~11月7日(月)17時30分~21時30分
開催場所:ふるさとミュージアム丹後(〒629-2234 京都府宮津市字国分小字天王山611-1)
参加費:無料