ARアプリで庭園案内!岐阜県の国指定名勝「東氏(とうし)館跡庭園」で導入
国指定名勝「東氏(とうし)館跡庭園」にて、ARを取り入れたガイドアプリ「東氏館跡庭園」が導入されています。庭園内には20ヶ所のARマーカーが設置されており、アプリをインストールしたスマホをARマーカーにスキャンすると、目の前の景色や鑑賞物にまつわる物語をAR動画で閲覧することができます。
ARアプリの活用を通して、来場者に東氏館跡庭園やこの地を治めていた東氏一族についての理解促進を図るとしています。ARアプリは日本語だけでなく、英語版も用意されているとのこと。また庭園内では無料の無線LAN(Wi-Fi)も利用可能です。
東氏館跡庭園は、岐阜県郡上市大和町牧にある野外博物館「古今伝授の里フィールドミュージアム」内にあります。室町時代に郡上を治めた東氏の館に作られた、篠脇連山の借景が美しい池泉(ちせん)庭園です。中島を配した優雅な池泉は風情に優れ、貴重な中世武将庭園として1987年に国の名勝に指定されました。
ARGO編集部のひとこと
近年街おこしや地域の認知度アップ、訪日外国人を誘致する施策のひとつとして、AR技術を使った観光ガイドアプリが採用されています。ARアプリを導入することで、GPS機能を利用した目的地までのナビゲートをはじめ、観光客の回遊対策やご当地動画の閲覧、ARフォトフレームを使った記念撮影などができ、より観光地の魅力を引き出すことが可能です。こちらでは実際の活用事例もご紹介していますのでぜひご覧ください。
INFO
ARアプリ「東氏館跡庭園」
【ストアURL】App Store(iOS)