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スポーツ観戦の退屈な中断時間を、アプリ「Virtex Arena」で楽しいゲームの時間に変える!

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「Virtex Arena」は、スポーツイベントの中断時間中も観客に有意義な時間を過ごしてもらいたいという思いから開発されたARアプリです。今回、野球の試合での採用が決定しました。

本アプリには、攻撃と守備の2つのオプションがあります。観客は自らのスマートフォンをタップし、実際のフィールドに現れる3Dバーチャルプレイヤーを動かすことで、相手のファンと対戦することができます。

「Virtex Arena」は2018年の初めに、アメリカンフットボールの試合で初めて採用されました。野球の試合はアメリカンフットボールの試合と違って、決まった中断時間が少なくとも17回あるので、よりこのアプリが馴染みやすいと考えられます。開発者は多くのユーザーの獲得を目指し、メジャーリーグの試合に採用されることを目標としています。

「試合を見に行ったとき、中断時間にできることは限られるでしょう。しかし、このアプリがあったらそんな退屈な時間だって楽しく過ごせるのです」と開発担当者のグリーン氏は言います。グリーン氏の目標は、MLBから権利を得てゲーム内に実際のチームネームやロゴを使用することです。ヤンキースやレッドソックスといった実際のチームを選択できれば、単に「チーム赤」や「チーム青」を選択することよりも楽しめるはずです。また、MLBが同意すればスタジアムの大型スクリーンにゲームを映し出すことができ、より観客の一体感を感じられるゲームになるでしょう。

「最も重要なことは、人々に楽しんでもらうことです。人々に楽しんでもらえる素晴らしいものを提供できたら幸せです」と、グリーン氏は語りました。

アプリはMLBのシーズンに向けて、すでにシカゴ、ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、セントルイスのスタジアムに対応しており、開幕後も残りのスタジアムが順次追加されていく予定です。


ARGO編集部のひとこと

試合中の両チームのファン同士が、ゲームで対戦できるという画期的な試み。自分がまさに今いるスタジアムを舞台として、ARを使ったスポーツゲームが楽しめることで多くの観客に楽しんでもらい、また中断時間でも飽きさせない試みとなっています。

INFO

ARアプリ「Virtex Arena」

関連リンク

  1. Virtex Arena 特設サイト(英語版)

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