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現実空間に絵が描ける「Wonder Door」で、新しいアート表現が可能に

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株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスと株式会社ワンダーリーグは、2018年3月23日に共同で、iPhoneのAR機能「ARKit」対応 Paint & Viewerアプリ 「WonderDoor(ワンダードア)」をリリースしました。

「Wonder Door」とは、現実空間にARアートを表示し、実際にアートの中を歩いたり、一緒に記念撮影したりすることができるアプリです。また、空中に絵を描いて固定する機能もあります。

女性がARの花びらを浴びる様子の「Wonder Door」イメージ画像

「Wonder Door」のビュー機能を使用すると、桜吹雪・パンダ・恐竜などのARアートを見ることができます。お好みの場所にARアートを設置することができるので、季節やシーンに合わせて利用することができ、鑑賞する楽しさや文化を提供していくことを目的として開発されました。

ARペイント機能では、ペンや色を選んで、空間に絵を描くことができます。iPhoneを前後に動かし奥行きを表現できる点が、最大の特徴です。また、空間に描かれる絵はGPS機能と連動してサーバーに保存され、24時間限定で描いた場所に保存することができます。1Kmの範囲内であれば他の人の描いた作品の位置情報がマップに表示され、今後は複数端末を利用した共同制作も可能になります。

「Wonder Door」では春限定のARアート、「Cherry blossoms(桜吹雪)」「Cherry tree(桜の木)」が公開中です。雨の日でも、花粉が飛び交う日でも、満開の桜を楽しむことができます。お花見気分を思う存分味わいましょう。


ARGO編集部のひとこと

24時間という制限はありますが、かつて大流行したセカイカメラのエアタグのように実際の空間にARのオブジェクトを配置できる機能をペイントアプリで実現しています。SNSのように情報共有できるアプリとARの組み合わせは今後も増えそうですね。

INFO

ARアプリ「Wonder Door」

【ストアURL】App Store(iOS)のみ対応

関連リンク

  1. ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス【WonderDoor PV】

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