「ボルダリング×AR」の新感覚アクティビティが登場。オリンピックに向け注目集まる
ARとボルダリングを組み合わせて、ゲーム性のある新しい楽しみ方を備えた新感覚スポーツ「ARボルダリング」が登場し、話題になっています。
2020年東京オリンピックの正式種目となった「スポーツクライミング」。その種目の一つであるボルダリングにおいて、世界的に見ても高いレベルを誇る日本は、選手層も非常に厚く「ボルダリング大国」と呼ばれています。
フィンランド発のARボルダリングブランド「ValoClimb(ヴァロ・クライム)」は、2018年7月25日~27日に東京ビッグサイトにておこなわれた「SPORTEC2018」に出展。株式会社ヒューネットが日本輸入総代理店を務めました。
2人で左右に分かれてボールを打ち合う「ピンポンゲーム」や飛んでくるコウモリにタッチして減らす「もぐらたたき」のようなゲーム、仮想電線に触れないようにゴールを目指す「イライラ棒」などの5種のゲームを搭載。TVゲームの登場人物のようにさまざまなプログラミング体験が可能で、プレイヤーはもちろん、観客も楽しめる仕様になっています。「ValoClimb」は、ヒット商品を消費者の視点で徹底検証する雑誌・日経トレンディの『2019ヒット予測100』25位に選出されています。
また、株式会社アクアリングもARボルダリングブランド「WONDERWALL(ワンダーウォール)」を発表しています。音と光の競演をテーマにした陣取りクライミングゲームや、打ち上がった尺玉にタッチして花火を咲かせる「HANABI」など、誰でもすぐに楽しめる4種のゲームが搭載されています。
こちらは、インターネット界のアカデミー賞とも評される「Webby賞」のゲーム・スポーツカテゴリーで「The Webby Award」を獲得しており、今後の展開が注目されています。
ゲーム要素を盛り込んだARボルダリングを体験し、クライミングの楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。
ARGO編集部のひとこと
全身を使って壁の石を渡り歩くため、ゴール到達するにはかなりの体力を必要とするボルダリング。ARやプロジェクションマッピングといった技術と組み合わせることで、最上段を目指すだけにとどまらない楽しいアクティビティとして、ゲーム感覚で子どもから大人まで楽しめるようになっています。