AR(拡張現実)のトレンド・事例がココにアル「アルゴ」

AR訓練シミュレーションでドローン飛行を安全に ARデバイス「ARbox」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

ドイツのスタートアップ企業・DronOSSは、自社開発したARデバイス「ARbox」を利用し、ドローンによる訓練シミュレーションの様子を動画で公開しました。

ARboxとは、収集した情報を連携したアプリに送信するデバイスです。ARに非対応な機械でも本デバイスと連携することで、場所を問わずにAR機能が利用できます。

動画にはドローンのコントローラーに装着されたスマホの画面に、通過用のターゲットや風力発電機、家が燃える様子がAR表示されています。DronOSSは本デバイスの利用により、実機を破損せずにトレーニングを行えると説明。さまざまな状況を想定した環境下で、ドローンの動かし方を学べるとしています。

DronOSS社が開発した、リモート拡張現実を可能にするARデバイス「ARbox」

出典:DronOSS

なおドローンに装着した場合、操縦者から最大1kmの範囲で機能します。今後は次世代通信規格5Gを活用した、対応範囲の拡張を目指すとのことです。

ARGO編集部のひとこと

2019年9月現在、AR技術を利用するにはスマホやARヘッドセットなどのデバイスに限定されています。ですがARboxのようなARデバイスが普及すれば、よりARの活用幅が増えそうですね。またAR訓練シュミュレーション以外にも、ゲームや建築などとも親和性がありそうです。

INFO

関連リンク

  1. DronOSS

関連記事

AR技術の応用で点検エリアを把握する床面ひび割れ検知ロボット「Floor Doctor」

AR機能で点検エリアを把握!床面ひび割れ検知ロボット「Floor Doctor」

交通安全AR

ARで交通事故の危険性をレクチャー 小学生のための教材「交通安全AR」

MRグラスの活用によりリモートで楽しめる航空機の整備の様子

JALがMRグラスを活用して社会科見学を開催。整備士目線で機体を見学


COCOARバナー画像
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

おすすめ

ABOUT ARGO

ARGO(アルゴ)とは、クラウドサーカスが運営するAR情報配信メディアです。AR(拡張現実)と、行こうを意味するGOをかけあわせてARGOと名付けました。ARに関するトレンドや事例、海外情報、実際のAR体験レポートなどのコンテンツをお届けします。

SOLUTION