AmazonがARアプリをリリース !配送ダンボールからカボチャや犬が出現
AmazonがARアプリ「Amazon Augmented Reality」をリリースしました。アプリをダウンロードしたスマートフォンでAmazonのダンボールに印刷されたQRコードを読み込むと、ARを活用したさまざまな遊びが体験できます。
ハロウィンをテーマにした配達用段ボールには、カボチャのイラストが印刷されており、自分で目や口などを書き足すことが可能。お絵描きを楽しんだ後で、イラストをスマートフォンで読み取ると、ダンボールからカボチャが現実世界に飛び出すように出現します。
飛び出したARのカボチャはアプリで色を変えたり、帽子やリボンを付けたりと着せ替えをすることもできます。また、カボチャのARエフェクトで自分の顔をカボチャにチェンジすることも。人だけでなく、犬や猫などペットにも対応しているため、ペットの顔にも反応するようです。
エフェクトはアプリにあるカメラのボタンをタップすれば撮影もでき、TwitterやInstagramなどのSNSで簡単にシェアができます。そのほか、ダンボールからアニメーション化したかわいいコーギー犬が飛び出したり、ダンボールがミニカーにチェンジしたりと、ARを活用したさまざまな仕掛けが用意されています。
今回の企画は、Amazonが推進している包装資材の削減などを目的とした「Less Packaging、More Smiles」キャンペーンの一環。デザインをハロウィン仕様にした目的は、ハロウィンパーティーでゴミとして出た瓶をリサイクルに出すための入れ物としてダンボールを再利用してほしいという願いからだそうです。
現在は海外のみの展開となっているようですが、日本でのスタートが待ち遠しいARコンテンツとなっています。
ARGO編集部のひとこと
Amazonでは、今回の試みのほかにも、ショッピングアプリで利用できる「ARビュー」や複数の家具家電を自宅に試し置きできる 「Room Decorator」など、ARを活用したアプリやコンテンツを次々とリリースしています。Apple社からARKit4がリリースされたことや5Gの登場により、ネットショッピングにおいてAR技術はますます欠かせないものとなっていきそうです。
INFO
ARアプリ「Amazon Augmented Reality」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)