「AI×AR」で複数同時バーコードスキャンが可能に!東計電算がScandit社との技術提携で製造・物流業のDX推進
「AI×AR」の技術で複数のバーコードを同時にスキャンでき、製造・物流業のDXを推進するソリューションとなるサービスを株式会社東計電算が2021年4月26日より販売開始しています。同社はAI・ARを活用したスイス初となるバーコードスキャン技術の急成長企業であるScandit AG.(以下「Scandit社」)と業務提携および販売パートナーシップ契約を締結したことをあわせて発表しています。
Scandit社のAI(人工知能)技術で複数バーコード・QRコードを瞬時に複数認識することを実現し、AR(拡張現実)技術でシステムデータや業務情報を可視化。現場業務を効率化してDX推進につなげています。
ARを活用したソリューションの概要
①AIでバーコードの複数認識が可能に
今回販売開始されるサービスは、スマートデバイス活用時にマルチスキャン機能を提供し、顧客の運用ニーズにあわせて柔軟にカスタマイズ設計できる点を強みとする「PACSPLUS」に、AIを活用して瞬時かつ高精度なバーコード複数認識を可能にしたScandit社の自動認識技術を組み込むことにより、入出荷や仕分け・検品、棚卸などの業務を自動化する目的で開発されたソリューションです。
②AR活用で作業品質を均質化
ARを活用することで、熟練者でない作業者でもARによる業務ナビゲーションに従って的確な業務判断ができるようになりました。これにより、誤出荷や誤梱包を防止し、作業品質の向上と均質化を図ることができます。
ARGO編集部のひとこと
AR×AIの技術的な相乗効果が期待できる点で、また、物流業界をはじめ人材不足が懸念される各業界のDX推進に有効なARの活用事例として、今後も注目されていくのではないでしょうか。
INFO
「スマートデバイス物流ソリューション Scandit対応」
販売開始日:2021年4月26日