ARを活用した新型紛失防止タグ「Galaxy SmartTag +」をサムスンが発表!位置情報を確認できる
ARを活用して落とし物を見つけることができる新型紛失防止タグ「Galaxy SmartTag +」をサムスンが発表しました。AR技術に加えてBluetoothや超広帯域通信(UWB)を活用した「Galaxy SmartTag +」は2021年4月16日に発売が予定されており、専用のスマートフォンアプリを通して、タグをつけた紛失物がどこにあるかをARでユーザーに示すことができます。
「Galaxy SmartTag +」ではAR技術を活用した専用のスマートフォンアプリ「AR Finder」を利用することで、タグがどの方向にあるのか、そして自分からどれくらい距離が離れてるのかを視覚的に把握することができます。ユーザーがタグのある場所へ近づくと大きな音が鳴る仕組みも用意されており、より素早く対象物を探すことが可能です。
本製品は、2021年1月にサムスンから発表されたBluetooth利用の紛失防止タグ「Galaxy SmartTag」の新型バージョンで、新たに超広帯域通信(UWB)が加わり空間的な位置把握が可能となりました。「Galaxy SmartTag」と同様、地図上にタグを置き忘れた場所を示す機能も搭載されるほか、自分が失くしたタグを他人が見つけたときに通知するクラウド検索機能も備わっています。
価格は39.99ドル(約4,400円)で、UWB対応のスマートフォンのユーザーのみが利用できる本製品。ARを活用することでわかりやすく情報を把握することができ、紛失物を探すイライラがより一層解消されそうです。
ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用して探し物を見つけられるアプリは、以前にもシンガポールのスタートアップ企業Heliosによる「WIZT」がリリースされています。AR技術は現実空間に情報を表示できるため情報の処理をしやすくするというメリットがあり、現在ではフロントガラス越しにARでルート案内を表示させる活用事例など、自動車の安全運転にも寄与しています。