映像ARと音響定位を活用した観光サービス「Voicine WALK花の慶次~米沢傾奇巡り~」がスタート
映像ARと音響定位を駆使した観光案内サービス「Voicine WALK花の慶次~米沢傾奇巡り~」が2020年11月6日からスタートしました。本サービスは、原哲夫氏作の人気漫画『花の慶次ー雲のかなたにー』の登場人物とともに、慶次のゆかりの地である山形県米沢市を音声とAR映像で観光案内してくれるサービスです。
「Voicine WALK花の慶次~米沢傾奇巡り~」では、SSMR技術を活用。SSMR技術とは、NECが開発した空間に音を固定することができる「音響定位」によって顔の向きに合わせて一定の方向から音を再生、さらに利用者の位置情報や動きに合わせて音声コンテンツが再生されるタイミングをコントロールするものです。
専用イヤホンから流れるリアルな音声と、スマートフォンと連動するAR映像を組み合わせることで、現実世界とバーチャル世界が融合した新しいかたちの観光案内を実現。
観光案内は「道の駅米沢から」スタートし、慶次ゆかりの地である、堂森善光寺、慶次清水、上杉神社の3ヵ所をめぐるルートとなっています。鮮やかに描かれた登場人物の声を担当するのは、前田慶次に藤沢としやさん、直江兼続に安富史郎さん、伊達政宗に間宮康弘さんと、豪華なラインナップ。観光のナビゲーション役はK-1競技統括プロデューサーで米沢観光大使も務める角田信朗さんが担当しています。
料金は1,980円(税込)。ルートをめぐる所要時間は約95分となっています。参加者しかもらえないオリジナルノベルティグッズも用意され、音声とAR映像を駆使した、まるで漫画のなかにいるような体験が可能な最新サウンドアトラクションとなっています。
ARGO編集部のひとこと
「Voicine WALK花の慶次~米沢傾奇巡り~」では、参加者のスマートフォンの位置情報に基づいて音声ガイドやAR映像が流れます。そのため、密をさけて観光ルートを回ることが可能。コロナ禍のいまにマッチしたサービスとなっています。ARは映像だけでなく、音声での活用も増えています。